外出する際、急にパソコンやタブレットをインターネットに接続しなければならなくなったことはありませんか。また、家の外で作業したいという人は、快適にネットが使える作業環境がなかなか見つからないという経験が一度はあるのではないでしょうか。
この記事では、Wi-Fiを提供している大手チェーンの飲食店に目を向けて解説していきます。5つのチェーンに絞り、wifiを使うには会員登録が必要かどうかなどを解説していきます。また、パスワードが必要な場合はそちらも記載していますので、ぜひお読みくださいね。
ぜひ快適なWi-Fi生活の参考にしてみてくださいね。
外出先でパソコンなどをネットにつなぐ方法
まずは、外でパソコンなどをネットにつなぐための方法には、どんなものがあるのかを解説していきます。主にテザリング、モバイルWi-Fi、公共期間や飲食店などのWi-Fiを使うという3つの方法があります。どれもメリットデメリットがありますので、解説をしていきます。
テザリング
テザリングはお手持ちの携帯電話をモバイルルーターの代わりにする方法です。
ほとんどの機種でパソコンやタブレットとの接続が可能で、テザリングができます。テザリングの良いところは、手持ちのスマホの契約しているギガ数の範囲内なら、お金がかからないところです。また、安全性が高い通信環境であるということもメリットです。
ただし、契約しているスマホのギガ数次第では、すぐに通信制限が着てしまったり、追加料金が必要な場合があります。また、スマホ自体を使っていなくても、スマホの充電をかなり使ってしまうというのもデメリットと言えます。
モバイルWi-Fiを契約する
モバイルWi-Fiを契約するという方法は、通信速度の安定や使い勝手の面では一番良いといえます。ただし、モバイルルーターを持ち歩く必要があること、モバイルWi-Fiの契約料金がかかってしまうというデメリットがあります。
また、契約しているルーターにもよりますが、郊外だと電波の圏外であることも多いのもデメリットです。
比較的都会に住んでいて、外でインターネットを使った作業をする頻度が高い方で、あまり金銭面も気にしないという方におすすめの方法です。
公共施設や飲食店のWi-Fiを使う
こちらは、今回ご紹介する方法になります。今回ご紹介するのは飲食店のWi-Fiを使う方法ですが、それ以外でも駅や公共の施設、デパートなどさまざまな場所でWi-Fiを無料で使うことができます。
お金がかからないことがメリットですが、会員登録の必要な場合が多いこと、Wi-Fiのセキュリティに問題がある場合が多いというのがデメリットです。個人情報やインターネットバンキングなどを扱う場合にはおすすめできません。
飲食店のWi-Fiを使うのがおすすめの理由
この記事では飲食店のWi-Fiの使い方を解説していますが、そもそもなぜ飲食店のWi-Fiを使うのがおすすめなのかを解説します。
Wi-Fiのある飲食店は作業に適した場所だから
同じようなフリーWi-Fiがある場所として、公共の施設やデパートなどが挙げられますが、こういった場所はゆっくりと作業することのできるスペースはありません。
それと比べると、飲食店でWi-Fiが設置してある場所は、パソコンで作業する利用者がいることも見越して作ってありますので、かなり快適です。お金はかかりますが、パソコンのタイピング音などが気になる図書館などよりも作業には適した場所と言えます。
飲み物を飲んだり、ゆったりしながら作業できる
上記で紹介した公共施設などは自由に飲み食いをしながら作業するのは難しいです。しかし、飲食店ですと、当たり前ですが、飲食するスペースなので、おいしい食事や飲み物を楽しみつつ、作業をすることが可能です。
時間帯などにもよりますが、利用時間の制限がないことも魅力です。
飲食店のWi-Fiを使う際の注意点
飲食店のWi-Fiを使う上で注意しておきたい点をまとめます。
会員登録の有無確認
飲食店などのWi-Fiの多くは、会員登録をする必要があります。メールアドレスを入力するだけの物から、SNSアカウントの連携や生年月日、名前を入れるものまであります。
こういった情報を入力したり、SNSアカウントとの連携に抵抗がある方は、あらかじめ、利用したいサービスにどのような情報が必要なのか確認しておきましょう。
安全性の確認と個人情報を入力しないこと
公共のWi-Fiを使う場合に確認しておきたいのがセキュリティの有無などの安全性の確認です。フリーWi-Fiの多くは、通信が暗号化されていないため、インターネットでやり取りする情報が保護されていないことがほとんどです。
ですので、重要な機密情報をやり取りすることやパスワード入力が必要な重要サイトへのアクセスなどは控えておくことが無難です。
対策としては、パソコンの場合はファイアウォールをオンにする、「https〜」で始める暗号化されたサイトのみを閲覧するなど注意しましょう。
利用制限を確認しておく
飲食店などのWi-Fiは、主に時間の利用制限があります。1回の利用可能な時間、1日の利用可能な回数が決まっている場合があります。「利用途中で使えなくなった」ということがない様に、利用する際にはぜひ確認しておきましょう。
おすすめのWi-Fiがある飲食店5選
おすすめしたいWi-Fiを使うことができる飲食店を5つご紹介します。
ガスト
おすすめの1つ目はファミリーレストランとしておなじみのガストです。手軽に1日3時間までならWi-Fiiを使うことができます。また、ドリンクバーあり、フードメニューが充実しているのもおすすめのポイントです。また、席のコンセントの数も多いのも魅力です。(コンセントの有無は店舗によります)
長時間のノマドワークやランチや夕食ついでにパソコンで作業するのにも適しています。
個人的にガストのWi-Fiを使用したことがありますが、速度も問題がなくドリンクバーを利用しながら快適にパソコン作業ができました。
パスワード | なし。SSIDはWi2_Free_at_[SK.GROUP |
回線スピード | 公式発表はなし |
接続の手間 | メールアドレスなどを登録後、初回登録後SSIDを探し、パスワードを入力して接続可能 |
連続接続時間、回数 | 1日3回60分使用可能 |
会員登録の有無 | 必要。メールアドレスまたはSNSアカウント(Facebook・Twitter・Google・Yahoo!JAPAN ID)でログイン可能 |
マクドナルド
手軽さで選ぶのであれば一番おすすめしたいのがマクドナルドです。店舗数も多く、全国に2,885店舗があります。
また、コーヒーなどのドリンクのみの利用であれば100円程度で済むのも魅力ですし、24時間営業や遅くまで開店している店舗が多いこともおすすめの理由です。
パスワード | なし。00_MCD-FREE-WIFI |
回線スピード | 公式発表はなし |
接続の手間 | メールアドレスなどを登録後、初回登録後SSIDを探し、パスワードを入力して接続可能 |
連続接続時間、回数 | 1回60分。回数は無制限 |
会員登録の有無 | 必要。メールアドレスかフェイスブックのアカウントで登録が可能 |
ベローチェ
マクドナルドよりはお高いですが、コーヒーが210円からと安く、落ち着いて作業できるコーヒーチェーン店です。サンドイッチなどの軽食メニューも100円台からあり、長時間滞在にもおすすめです。
私も個人的にベローチェのWi-Fiを使用したことがありますが、速度も問題なく使い勝手が良かったです。
パスワード | velocewifi (SSIDは+veloce_free_wifi) |
回線スピード | 公式発表はなし |
接続の手間 | メールアドレスなどを登録後、初回登録後SSIDを探し、パスワードを入力して接続可能 |
連続接続時間、回数 | 1回60分、1日6回 |
会員登録の有無 | 必要。メールアドレスで登録可能 |
スターバックス
一番有名、と言っても過言ではないコーヒーチェーンです。47都道府県に出店しているため、どの地域でも利用が可能なのもポイント。落ち着いた環境で、パソコン作業をしている人も多いので、利用しやすいチェーン店です。
スターバックスの座席には、コンセントがあるものがあり、コンセントの検索はこちらから行うことができます。
パスワード | 不要 SSIDはat_STARBUCKS_Wi2 |
回線スピード | 公式発表はなし |
接続の手間 | メールアドレスなどを登録後、初回登録後SSIDを探し、パスワードを入力して接続可能 |
連続接続時間、回数 | 1回60分。無制限 |
会員登録の有無 | 必要 メールアドレスなどで登録をする |
上島珈琲
「UCC」としてもおなじみの上島珈琲。店舗数も多く、おいしいコーヒーを飲みながらWi-Fiを使用することができます。
パスワード | なし。 (SSIDは+Free_UESHIMA_WiFi) |
回線スピード | 公式発表はなし |
接続の手間 | メールアドレスなどを登録後、初回登録後SSIDを探し、パスワードを入力して接続可能 |
連続接続時間、回数 | 時間、回数ともに無制限 |
会員登録の有無 | 必要。 SNSアカウント(Facebook・Twitter・Google・Yahoo!JAPAN ID)でログイン可能 |
まとめ
この記事では、Wi-Fi接続の可能は飲食店についてお伝えしました。飲食店のWi-Fiは使い勝手が良く、居心地も良いためパソコンやタブレットで作業するのに適しています。気分転換で場所を変えて作業するときにも便利です。
また、飲み物だけであればマクドナルドのように100円程度で場所とWi-Fiを利用することができるのもおすすめのポイントです。
今回の記事を参考にしていただき、快適なITライフを過ごしていただければ幸いです。