普段から自転車で通勤通学している人やサイクリングが趣味という人の中にはスマホでナビゲーションしている人も多いでしょう。
ただ、ポケットからスマホを取り出すのはすごく面倒で操作もしにくいですし、だからといって自転車に固定するのは落としてしまいそうで心配になります。 なによりよそ見運転になりがちで「安全」なサイクリングとは言えません。
できれば簡単な操作とわかりやすいナビゲーションで安心安全なサイクリングにしたいですよね。
そこでおすすめなのがTechableという会社が2015年に出した自転車用のスマートディスプレイ「SmartHalo」です。
現在、「SmartHalo」に様々な新機能が追加された最新機種「SmartHalo 2」が登場しており、クラウドファンディングサイト「kickstarter」にて約9300万円以上を集め、1,533%の達成率と大変な人気を誇っています。
今回はそんな「SmartHalo 2」について詳しく紹介していきます。
[商品詳細ページ] SmartHalo 2 | Make Your Bike Smarter by SmartHalo — Kickstarter
自転車用スマートディスプレ「SmartHalo 2」の主要機能・特徴
SmartHalo2はミニマルでシンプルなデザインでありながら自転車での移動を強力にサポートしてくれる高性能な自転車用スマートディスプレイです。
上の動画を見ていただけると分かる通り、とても小型で軽量に作られおり、本体とマウントを合わせてもわずか153gとスマートフォン1台分よりも軽いくらいです。ちなみにiPhone Xsは177g。これなら自転車に取り付けても負担になることはないでしょう。
さらに自転車に乗リ降りするだけで自動で電源のオン・オフを切り替えてくれるんです。まさにスマート!
機能としては単純なナビゲーションだけではなく
- フィットネスの達成
- 盗難防止
- 通知の確認
- 安心安全な運転
など広範囲に渡るサポート機能が搭載されています。
防水防塵にもしっかり対応しているため、雨や雪、泥などどんな気候・状況でも自転車での移動を強力にサポートしてくれます。まさにサイクリストのために作られたスマートデバイスです。
以下で主要な機能を紹介します。
ナビゲーショ
SmartHalo 2の最大の特徴と言えるのがナビゲーション機能です。
SmartHalo 2は目的地を設定して好みのルートを選ぶとディスプレイに光の輪が表示され曲がるべき道までの距離と方向を示してくれます。そのためルートを確認するためにいちいちスマホをポケットから取り出し、確認する必要がないのです。
これらは利便性を向上させるだけではなく、安全性を高めるために非常に有効と言えます。
ルートは自転車用に最適化された「おすすめ」「最も安全」「最もフラット」「最も速い」の4つから選ぶことができます。さらに自分好みの独自ルートを作成することも可能です。
その他、目的地の方向を示すだけの「コンパスモード」、自転車の駐輪場所を教えてくれる「パーキングリマインダー」、自分が辿ってきたルートを記録できる「GPX」、ルート上で停止した場所を記録する「Waypoints」などの機能があります。
このように自転車での移動を強力にサポートしてくれる多様なナビゲーション機能が搭載されているのです。
アラーム
自転車を駐輪している間に盗まれてしまわないか心配な人も多いでしょう。
SmartHalo 2は最大110dBの警告音を発生させ、自転車を盗難から守ることができます。
110dBの警告音がどれほどすごいのかを例えると
- 電車が通るガード下が「100dB」
- 自動車のクラクションをすぐ隣で聞いた時が「110dB」
- 飛行機のジェットエンジン近くが「120dB」
と言われています。
ガード下よりもうるさく、車のクラクション、あるいはジェットエンジン並の強力な音ということです。日本騒音調査によると聴覚機能に異常をきたす程の音量と規定されています。
これだけの音であれば強盗を十分に撃退できそうで安心ですね。
警告音は自転車に近づきSmartHaloがスマホのバックグラウンドでアプリが動いていることを検知すると、自動で停止されます。また、たとえスマホを無くしたり、バツテリーが切れていても「タップコード」を設定しておけば本体をタップして止めることができる親切設計になっています。
フィットネス
健康志向が高い人に嬉しいフィットネス機能も搭載されています。
自転車を漕ぎ始めると、スピード、距離、消費カロリー、標高、節約されたCO2、時間などを自動的に計測してくれます。表示したいデータは左右にスワイプすることで簡単に確認できます。
ライト
SmartHalo 2の便利なポイントはライトにもなることです。
ライトタイプを「ノーマル」「点滅」「パルス」の3種類から選ぶ事ができるほか、暗くなると自動点灯したり、乗っている間は点灯し降りると自動で消灯してくれる機能もあります。なんとも賢いライトですね。もちろんマニュアルでの操作にも対応しています。
これならうっかり消し忘れてバッテリーを無駄に消費してしまうことを防げそうです。
アシスタント
もっとも面白いのがこのアシスタント機能です。
Messenger、WhatsApp、WeChat、またはSlackで誰からメッセージや電話が来ているのかを確認できます。自転車に乗っている間だけは通知を気にしたくない人は通知をオフにすることもできます。
自転車移動だと特に気になる天気も確認でき、もし雨が降るなど天候が崩れそうな場合は事前に警告してくれます。
さらにショートカットの設定も可能です。たとえば、家に帰りたい時は「Go To Home」のショートカットを3回タップするだけです。街乗りする時は「ホーン」をショートタップに設定することで簡単にホーンを鳴らすことができます。
その他のショートカットとしてガレージを開けたり、場所を共有したり、トイレを見つけたり、曲をスキップしたりなど様々なものが設定できます。
このように自転車に乗りつつ、ポケットからスマートフォンを取り出すことなくあらゆる操作をSmartHaloのディスプレイ上でタップやスワイプのみで行えるのです。
これは絶対に便利ですが、なによりも「安心安全」に自転車に乗ることができる工夫がされているのがSmartHalo 2の最大のメリットと言えるでしょう。
「SmartHalo 2」のその他の機能・特徴
利用しやすく進化したアプリ
スマートフォンのアプリではすべての機能がカード形式でマップ上に表示されます。特に重要な機能は操作しやすいように配置されていて親指で操作できるようになっています。
2週間もつバッテリー
SmartHalo 2のバッテリーは通常の通勤程度の使用であれば2週間程度持つようです。これなら安心して長い旅行にも行けます。
充電もUSBケーブルで接続するだけなのでたとえ外出中にバッテリーが無くなってもモバイルバッテリーから充電できるので安心です。
自動アップデート
SmartHalo 2 は初期段階でも十分なほど便利ですが、毎シーズンソフトウェアアップデートが行われます。
アップデートは SmartHalo のコミュニティーからのフィードバックにも基づいているため、将来的に自分たちが要求した機能が追加されるかもしれません。
購入後もアップデートで機能が進化し続けるのはユーザーにとっては長期に渡って利用できる嬉しいポイントです。
とにかく取り付けが簡単
SmartHalo2は取り付けがとにかく簡単です。以下の動画を御覧ください。
専用のマウントを自転車に取り付けて、このようにクルッと回すだけで固定することができます。
外す時は専用の「HaloKey」が必要なので盗難の心配もありません。
「SmartHalo 2」のキックスターターでの 出資額と報酬
- SmartHalo コミュニティーへの参加、早期のアップデート、特別なサイクリングコンテンツの提供など ー5ドル(約408円)以上
- 「キックスターターアーリーバードスペシャル」1個のSmartHalo2(数量限定)
ー134ドル(約10,939円)以上 - 「 キックスターターレイトバード」1個のSmartHalo2
ー174ドル(約14,205円)以上 - 「 ツインパック KS スペシャル」2個のSmartHalo2
ー254ドル(約20,736円)以上 - 「ファミリーパック KS スペシャル」4個のSmartHalo2(数量限定)
ー480ドル(約39,186円)以上 - 「サイクリングチームパック KS スペシャル」 10個のSmartHalo2(数量限定)
ー1133ドル(約92,496円)以上
「SmartHalo 2」の 付属品
付属品はSmartHalo2本体に加え、自転車に SmartHalo2を取り付けるための 「Anti-theft-Mount」「Quarter Turn Adapter」取り外す時に使う「HaloKey」マウントをハンドルバーの直径に合わせるための「Rubber inserts」マイクロUSBの「充電ケーブル」の6つです。
「SmartHalo 2」のキックスターターでの予定
SmartHalo2の出資は7月3日までです。その後は9月に生産を開始し、12月に出荷を開始する予定となっています。もちろん日本への出荷にも対応しています。
「SmartHalo 2」のまとめ
ここまでSmartHalo2の紹介をしてきましたが、単なるナビゲーションにとどまらず自転車移動における様々な問題を解決してユーザーの快適性と安全性を大きく向上させることができる魅力的な商品だと言えます。
もし、より詳細を知りたい、実際に出資して使ってみたいと思った人は以下のリンクからキックスターターのSmartHalo2のページを訪れて見てください。
SmartHalo 2 | Make Your Bike Smarter by SmartHalo — Kickstarter