ヘッドフォンどうやって選んでますか?
外出時だけでなく、最近のコロナ渦での「巣ごもり」時に、家族の邪魔にならないようにヘッドフォンやイヤフォンを使う機会が増えたという方は多いのではないでしょうか。この記事では特にヘッドフォンに着目して用途別のおすすめの商品や選び方をご紹介します。
各項目ごとにおすすめのヘッドフォンもご紹介していますので、ヘッドフォンの購入をお考えの方はぜひご参考にされてください。
使用するシーン別でからヘッドフォンを選ぶ
まずは使用するシーンごとにおすすめするヘッドフォンをご紹介します。一言にヘッドフォンと言っても使用するシーンごとにおすすめの品は異なります。自分が良く使うところや使い方にあったものを選んでみてくださいね。
通勤・通学時に使用する
通勤・通学時にヘッドフォンを使用する方が押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- ノイズキャンセリング機能で外部の音をおさえることができるか
- ワイヤレスタイプなどケーブルが絡まったり、引っかかる危険性がないか
- 折り畳みができるなど持ち運びしやすいタイプか
- 密閉型など音漏れがしにくいタイプか
外での使用の場合は、音楽を聴いている自分自身に騒音が聞こえなくなるノイズキャンセリング機能がついているものでかつ、周囲に迷惑が掛からないように音漏れがしにくいタイプを選びたいです。周りに迷惑が掛からず、安全で自分が音楽などを楽しめるものを選びましょう。
通勤・通学時にはこちらのヘッドフォンがおすすめ
下記のヘッドフォンはAmazonレビューも星4.3と非常に高く、ノイズキャンセリング機能がついていてかつ、折り畳みでワイヤレスと外出に持ってこいの商品です。
駅のアナウンスなどを聞き逃したくない人には骨伝導もおすすめ
通勤・通学時に音楽は聴きたいけど駅のアナウンスや周囲の音も気になるという方には骨伝導のヘッドフォンをおすすめします。耳に負担がかかりにくいので、ヘッドフォン難聴などが気になる方にもおすすめです。ひと昔前はあまりなかった商品ですが、最近では音質も向上していますよ。
スポーツ時に使用する
ランニングやジムでのトレーニングなどスポーツをする際にも音楽を聴きたい方は多いのではないでしょうか。今度は激しく身体を動かすときに最適なヘッドフォンの特徴を見ていきましょう。
スポーツ時に使用するヘッドフォンをお探しの方が押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- 防水など汗や多少の雨にぬれても問題ないタイプか
- 体の動きを制限しない「ワイヤレスタイプ」か
- 激しい動きでも外れにくいタイプか
スポーツ時は汗をかいたり、外の場合は小雨などに見舞われることもあるため防水であることは必須です。さらに身体を動かしても外れたり体の動きを制限しないようなタイプであることが選ぶときのポイントとなります。
スポーツ時にはこちらのヘッドフォンがおすすめ
スポーツをされる方におすすめヘッドフォンはこちらです。軽量かつ外れにくい構造なのでランニングはもちろん激しめの運動をされる方にもおすすめです。また、こちらの商品はハンズフリー通話にも対応していますので、走りながら通話をする方もお使いいただけます。
音質にこだわりたい
音質にこだわって家でゆったりと音楽を聴くときのためのヘッドフォンの選び方はこちらをポイントとしてください。
- ハイレゾやサラウンドなど高音質が楽しめる機能がついているか
- 音楽に没頭できる密閉型か
- ノイズキャンセリングを機能を搭載し外部の音を気にせずに音楽が楽しめるか
- 長時間着用していても疲れにくい構造か
家で音楽を聴くためのヘッドフォンは大きかったり、有線であっても高機能でクオリティの高い音が楽しめる品物を選びたいですね。また、長時間着用するという方も多いと思いますし、リラックスして着用できるように耳や頭部が疲れにくい構造の物を選びましょう。
音質にこだわりたい方にはこちらのヘッドフォンがおすすめ
こちらの商品は少しお高く1万円を超えていますが、名前に「プロフェッショナル」とついている通り、スタジオなどで音楽のプロが使うヘッドフォンです。大きいので持ち運びには適していませんが、3.0mのコードもついていますので、部屋の好きな場所でゆったりと音楽を聴くことができます。原音に忠実な再生音を楽しみたい方におすすめです。
新幹線、飛行機など長時間の移動時に選びたいヘッドフォン
長時間の移動時に音楽を聴いたり動画を見たりするときにもヘッドフォンは欠かせませんよね。そんなときのヘッドフォンの選び方としては以下の通りです。
- エンジン音などをおさえるノイズキャンセリング機能がついているか
- 長時間使用しても疲れにくい構造化
- ワイヤレスの場合は電池が長持ちするもの
- 旅先でも邪魔にならないコンパクトなもの
飛行機などはエンジンの音が大きいので、騒音を抑える機能がついているものがおすすめです。また、長時間の移動ですので、使っていても疲れにくく電池が長持ちして充電の心配がないものを選びましょう。
長距離移動時にこちらのヘッドフォンがおすすめ
ソニー製のコンパクト且つ高性能なヘッドフォンです。ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、コンパクトに収納でき、電池も長持ちします。
ヘッドフォンの機能で選ぶ
この項目では、ヘッドフォンの機能に着目してご紹介します。密閉型か否かや装着方法、ワイヤレスか有線かなどヘッドフォンの機能にも差があります。どのタイプを選ぶべきかは個人差がありますので、この項目を参考に自分に合ったものを選んでみてください。
密閉型ヘッドフォンか開放型ヘッドフォンか
ヘッドフォンには密閉型と開放型の2種類があります。この2つの違いはご存知でしょうか。
ヘッドフォンの中には、振動して音を出す「ドライバーユニット」と、それを支え、カバーしている「ハウジング」という部分があります。密閉型ヘッドフォンは樹脂などで密閉されたハウジングにより、外部に音を漏らさない構造になっています。それに対し開放型ヘッドフォンは、メッシュなどの開放型のハウジングを採用し、ドライバーユニットの後ろから発せられる音がハウジングの外にもでるという仕組みになっています。
この仕組みにより密閉型のヘッドフォンは外部に音が漏れない代わりに少しこもったような音がする、開放型ヘッドフォンは音がこもらないが外にも音漏れしてしまうという特徴があります。
密閉型がおすすめな場合
外で音楽を聴きたいという方は密閉型一択です。開放型は音が周囲に漏れるだけではなく、ヘッドフォン自体が持ち運びに適さない大きさという場合はほとんどです。全く周囲に人がおらず騒音になる可能性がない、という以外は避けたほうが良いでしょう。
家で音楽を聴く方で「じっくり聞きたい、こもった音が好き」という方には密閉型がおすすめです。また、最近はテレワークの家族が家に随時いるという方もいらっしゃると思います。家族への騒音を避けたいかたにも密閉型のヘッドフォンはおすすめです。
おすすめの密閉型ヘッドフォン
DJも使用する非常に密閉度の高いヘッドフォンです。もちろん通勤・通学時などにも使用可能で、高音質、高耐久性、高機能性を実現したヘッドフォンとなっています。リスニング用としてだけではなくレコーディングにおいて楽器用モニターとしても評価が高い一品です。
開放型がおすすめな場合
周囲への騒音の心配がなく、音楽などをのびのびと聴きたい方には開放型がおすすめです。開放型のメリットとしては音の広がりが感じられるということがあります。ただし、低音は聞こえにくいというデメリットもありますので、音の好みや聞く音楽によって分けることも有効です。
おすすめの開放型ヘッドフォン
「音抜け」を重視したおすすめの開放型ヘッドフォンです。音がこもることがないので、美しい中高温を楽しむことができます。また、イヤーパッドがフカフカなので着け心地の良さも魅力です。ただし、音が漏れますので、電車やバスの中で音楽を楽しむことはできないのでご注意ください。
タイプ(装着方式)の違い
続いては装着方式の違いからヘッドフォンを見ていきましょう。ヘッドフォンには大きくオーバーイヤー型とオンイヤー型があります。オーバーイヤー型は耳を完全に覆う形のヘッドフォンです。オンイヤーはコンパクトな形で耳の上に乗せるようなタイプのヘッドフォンです。
オーバーイヤー型ヘッドフォン
オーバーイヤー型のヘッドフォンは耳を押さえつけない形ですので、耳を傷めたくない人に適しています。また、耳を覆うのでダイナミックな音を集中して楽しむことができるという特徴があります。さらに、周りの余計な音をある程度シャットアウトでき、耳の横にスピーカーを置いたかのような迫力のある音が聴けるというのも魅力です。
おすすめのオーバーイヤー型ヘッドフォン
高性能50mm径のドライバーを搭載し、自然で伸びやかな中高域、タイトで力強い低域、高性能な消音パフォーマンスのよいヘッドフォンです。イヤーパッドを反転させることができるので、片耳で聞きたいときにも便利なヘッドフォンです。
オンイヤー型ヘッドフォン
オンイヤー型ヘッドフォンの多くは非常にコンパクトかつ軽量で、ヘッドフォンを装着していてもその重さを実感しにくいといった特徴があります。コンパクトなデザインに仕上げられる特性のおかげで、オンイヤー型ヘッドフォンは折り畳み式の製品も多く、持ち運びといった点でも小回りが効きやすいのが魅力です。
また、オンイヤー型は音漏れがしにくいのも特徴ですので、外出時にヘッドフォンを使いたい方で手軽に音楽を楽しみたい方にはオンイヤー型のヘッドフォンをおすすめします。
おすすめのオンイヤーイヤー型ヘッドフォン
コンパクトに折り畳みのできる128gと非常に軽い使い勝手が良いヘッドフォンです。Amazonのレビューでもコスパが良く長時間つけていても装着感が良いと評判の一品です。
有線と無線(ワイヤレス)の違い
近年ではBluetooth接続を使って音を聞く方も多いかと思います。ヘッドフォンもワイヤレスのものが増えてきています。
有線タイプ
有線のヘッドフォンは線がついているため、邪魔になったり絡まったりするというデメリットがあります。また、断線してしまった場合は修理をしないと使用不可能となってしまいます。
ただし、メーカーなどにも寄りますが、同じ価格帯の場合は有線のほうが音がよい場合が多いようです。これは無線の場合は無線にするための部品などが発生するため、同じ質の品であれば無線のほうが作るのにお金がかかってしまうからです。線は気にならないから安くて良い品をという方には有線がおすすめです。
おすすめの有線ヘッドフォン
こちらはフラットな特性で広帯域再生を実現する高音質モニターヘッドフォンです。5,800円程度ですが、スタジオレコーディングにも使われる解像度の高いヘッドフォンとなっています。また、遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用し長時間使用でも快適なヘッドフォンです。
無線(ワイヤレス)タイプ
ワイヤレスの場合明らかに便利な点として、線がないためわずらわしさが少なく、線が絡む心配がありません。無線のデメリットとしてはBluetoothなどの接続に対応していない機器では使えないことや充電する必要があるので、電気代がかかる、充電が切れたら使えないという点です。外出で使うことが多い方や有線だと線が切れたり引っかかることがあるという方はワイヤレスをおすすめします。
おすすめの無線ヘッドフォン
こちらは最大60時間再生できる充電機能も充実したワイヤレスヘッドフォンです。ハイレゾにも対応していますので、音質も良く、特に重低音は独自技術のBassUpテクノロジーがアルゴリズムによってリアルタイム分析を行い、即時に低音を増幅させます。
自分に合ったヘッドフォンで生活の質向上を!
この記事ではヘッドフォンのシーンやタイプ別の選び方について書きました。ヘッドフォンとひとくくりにしても、近年の技術の向上にも伴いかなりいろいろな種類が出ています。なかなか実際に装着して試して購入するのも難しいですので、この記事を参考に選んでいただければ幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。