スマホやタブレットの充電をするのにUSB充電器はマストアイテム。一人でスマホ・タブレット、そのほかUSBで充電できるものをさまざま持っているという方も多いのではないでしょうか。
USB充電器には急速充電できるものや多数のガジェットを一度に充電できるものなどさまざまなものがあります。
この記事では、そんなUSB充電器の基礎知識から急速充電器のメリット・デメリット、USB充電器の選び方までしっかりとご紹介したうえでおすすめ商品をご紹介していきます。
この記事を読むと分かること
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- おすすめのUSB充電器
- USB充電器の選び方
- 急速充電器のメリット・デメリット
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ぜひ、USB充電器選びの参考にしてみてください。
USB充電器とは?
USB充電器とは、家庭用のコンセントに差し込めるプラグとUBSのポートが搭載された充電器のことです。UBSに対応したケーブルさえあればスマホやタブレットが簡単に充電できるというのが利点です。
USB充電器の基礎知識
USB充電器やUSBで受電するときに知っておきたいことについてまとめました。
USBの規格との関連
USBには2.0や3.0などの規格があるのはご存知でしょうか。これらは転送の速度を表し、数字が大きければ大きいほどデータを転送する速度が速いということです。しかし、この規格が関係するのはあくまでデータ転送の速さなので、給電の速度とは全く関係がありません。
USBの規格と転送速度は関係がないというのを覚えておいてください。
PD対応充電器とは?
「USB PD」という規格をご存じでしょうか。「USB PD」は「USB Power Delivery」の略で、USBでの急速充電規格のひとつです。
これまでの主要なUSB充電の規格はType-Aというもので、こちらは最大でも10W程度の電力供給のみが可能でしたが、USB PDの規格を利用することで最大なんと100Wの電力供給が可能です。
このPD規格を利用することでスムーズかつ素早い充電が可能となります。
パソコンでスマホなどを充電するのはどうなの?
USB充電器の話題とは少し離れますが、パソコンでもスマホなどUSBで充電可能な製品の充電をすることができます。電源がない時やケーブルはあるけど充電器がない時などに非常に便利な方法ですが、パソコンのUSBポートから充電することには危険も伴います。
その危険とは次の3つです。
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- データが転送されてしまうかもしれない
- オーバーヒートを起こすかもしれない
- スマホに潜んでいるウイルスをパソコンにも移してしまうかもしれない
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データを転送してしまう危険性は、パソコン、スマホともに自分のものであれば問題ないでしょう。また、ウイルスもしっかりとセキュリティソフトを入れるなどしていれば可能性は低いかもしれません。
一番の問題はオーバーヒートや故障の危険性で、パソコンのUSBポートは正規の充電器ではないので、しっかり充電されなかったり故障をしてしまうこともあります。パソコンからの充電で必ずしも故障や不具合が起きるわけではありませんが、できるだけ、パソコンからの充電は控えておいた方が無難でしょう。
また、パソコンからの充電は電源からの充電に比べて受電の速度が遅いという傾向もあります。
USB充電器の選び方
USB充電器のおすすめの選び方をご紹介していきます。
自分のディバイスに合わせて選ぶ
自分の持っているディバイスに合わせて選びましょう。USBで充電が可能な機器であれば基本的に使うことは出来ますが、自分のディバイスが専用の充電器以外でも使用可能かは確認しておきましょう。
また、USBといっても複数種類があります。一番多く使われているのはUSB-Aですが、このほかにUSB-Cなどもありますので、規格はきちんと確認しておきましょう。
ポート数で選ぶ
USB充電器はポートの数がだいたい1~4個の品が多いです。しかし、人によってはもっとディバイスを持っていて一度に充電したいという方もいるかもしれません。ただし、充電器の総電力のW数は全ポートの合計ですので、ポート数が多いほど「割る数」が多くなるということになります。
また、ポート数が多いほど本体が大きくなりますので、自分の必要なポート数の物を選びましょう。
本体の大きさで選ぶ
USB充電器には非常にスリムなものから大きくごついものまであります。また、横長なものや縦長なものもあります。自分の環境にあったものを選んでみてください。プラグを折りたためるなど、携帯性に優れた製品もあります。
特に旅行先などで使用する場合はスリムなものや軽いものを選びましょう。
急速充電ができるかで選ぶ
「気が付いたらスマホの電池がないけど、すぐに出かけなくてはならない」などの急ぎの時や、出先などで便利なのが急速充電機能がついたUSB充電器です。普通のUSB充電器の半分の時間で充電が可能という商品もありますので、時間がない時にはうってつけです。
急速充電ができる品も一台は持っておくと便利でしょう。
海外で使う場合はその国の電圧などに対応しているか
日本と海外ではコンセントの電圧が違うため、単純に変換プラグを使用しただけでは、充電できても機器に悪影響を与えてしまうこともあります。USB充電器には各国の電圧に対応したものもありますので、海外で使用する場合はこういった製品を選びましょう。
災害時に使用できるかどうか
地震など災害時にスマホはとても重要なアイテム。情報を収集したり、自分の状況を伝えることができるなどなくてはならないものですよね。大きな災害の時は停電したり、充電ができないという場合が多いです。こういったときに便利なのが手回しや太陽光で発電する充電器です。また、乾電池で充電できるアイテムなどもあると非常に便利ですよね。
急速充電器のメリット・デメリット
非常に便利な急速充電器ですが、メリット・デメリットがあるので、ぜひ知っておいてください。
メリット:充電が非常に速い
急速充電器のメリットといえばやはりこちら、短い時間で充電ができるという点です。時間がかからないというのは非常に大きなメリットだといえます。
デメリット:取り扱い方によってはバッテリーなどに危険がある
急速充電器のデメリットは、取り扱い方や商品によってはバッテリーに危険が及ぶということです。しっかりとした製品であれば過充電の心配はありませんが、安価な製品などは安全基準を満たしていないものもあり、災厄の場合発火につながることもあるので、十分に注意して、安全なものを購入してください。
おすすめのUSB充電器6選と口コミ
おすすめのUSB充電器を6つ、口コミとともにご紹介していきます。
Anker PowerPort 2 Elite
Anker独自の充電技術であるPowerIQおよびVoltageBoostを搭載しているので、各ポート最大2.4Aのフルスピード充電が可能な充電器です。折りたたみ式プラグと約6 x 6 x 3(cm)、95gというコンパクトサイズなので、旅行にもピッタリです、また、世界各国の電圧にも対応しているAC 100-240Vなので、海外旅行にも最適です。
★★★★★
以前からAnkerの製品は使っており、今回iPadを購入したためiPhoneXと両方の充電に使えるアダプターを探していてこの製品に辿りつきました。
大きさは多少大きいのかもしれませんが個人的には許容範囲です。充電速度は純正のiPadの10Wアダプターと比較してもスペック比通りのスピードかなと思われます。
画像は上がiPadアダプター、下がこのAnkerアダプターで、最初の2枚は電圧測定値、後の2枚は実際にiPhoneXに充電中の数値です。それぞれ多少の数値の変動はありますが画像が平均値くらいです。十分だと思われます。
Anker PowerCore III Fusion 5000
こちらは3,590円とやや高価なUSB充電器です。しかし、非常に高性能で先ほどご紹介した商品よりさらに最新のPowerIQ 3.0 (Gen2)、Anker独自技術PowerIQ 3.0を搭載しているので、より幅広い器機へのフルスピード充電が可能です。また、こちらはUSB充電器でありながらモバイルバッテリーの役割も兼ね備えているため大変便利です。
非常にスピードが速く、iPhone 11をわずか30分で最大50%まで充電可能です。バッテリー機能もついているため176 gとやや重いですが、1台で2役してくれる大変有能な機器です。
★★★★★
AnkerからUSB PDに対応したコンセント付きモバイルバッテリーが出たということで購入しました。
実際にiPhoneの充電で使用したところちゃんと急速充電出来ていました。
また、Bluetoothイヤホンなどの充電も出来るよう低電圧モードがついているところも評価できるポイントです。
ただ、サイズは以前のモデルより若干大きくなってしまいましたが性能面での進歩の方が大きいのでトレードオフに値すると思います。
USB 充電器 3ポート ACアダプター Amoner
PSEマーク付きの安全性の高い充電器ですので、過電圧、ショートなどを防ぐことができ安全に充電することができます。45gという超軽量サイズも魅力ですポートが3つあり、iPhoneやandroidはもちろんBluetoothイヤホンなどさまざまなUSB機器をフルスピード充電できます。
★★★★
ストレスなく、充電できた。
ケーブルによって急速充電に対応しているか、バッテリー、携帯の充電の能力もありますけど、以前より気が付けば、バッテリー、充電完了してます。
★★★★★
2ポートと3ポートの充電器どれにしようか悩みましたが結果3ポートにして正解でした。
iPhone用、AndroidのCタイプ、Bタイプと3本それぞれ挿したまま使い分けることができてます。
急速充電なだけあってスピードも早いので満足です。
エレコム USB 充電器 ACアダプター
エレコムのUSB充電器です。ポートが2つありますので、スマホなどを2台充電することが可能です。また、接続された機器を自動検知しする機能がついていますので、最速電流で充電できるおまかせ充電が可能です。
未使用時は電源プラグを折りたたむことができるので、コンパクトに収納できる点も魅力です。
★★★★
コイルなきもしないし価格も安く国内メーカー品で安心です。
ただ壁のコンセントに使うと自重で抜けてきます。テーブルタップで使わないヒトは気を付けた方がいいですね。
★★★★★
2つ一緒に充電しても全く熱くならない。
作りも非常にしっかりしていて安っぽさはない。
値段的にも申し分ないかと。
PD 充電器 RAVPower Type C 急速充電器
新素材GaNを使用しているため、単ポートで最大65Wの出力なハイパワーな充電器です。E-markerチップ付きのケーブルでMacBook Pro 15.4を充電した場合0パーセントから100パーセントまで2時間で充電することが可能です。
RAVPowerの独自技術PD Pioneer Technologyにより、接続したディバイスを自動で判断し出力を調整します。ポートが2つありますので、2ディバイス間で65Wの電力をよいが現に分配して充電することが可能です。
★★★★★
PD対応USB-ACアダプターはこれまでも2つ持ってましたが、重かったり出力が弱かったりと満足のいくものではありませんでした。
今回は、65w対応で122gとかなりの軽量だったので購入。
iPhone11、レノボのYoga S740(14)で使用していますが、使い勝手はとてもいいです。
特にレノボのパソコンは、標準のACアダプターはなぜかジャックが抜けやすくて使いづらかったのですが、こちらにしてからはそういうこともなく使いやすい上に、アダプター部分があまり熱くならないのも気に入りました。USB-C端子を占有してしまう弱点は、USB-Cハブを介してつければ問題ありません。
出張時は、本品とUSB-Cハブを利用すれば余計な充電機器を持ち歩かなくても良くなり、たいへん助かっています。
ADDTOP ソーラーチャージャー
四つのソーラーパネルで構成された20000mAhのソーラーチャージャーです。2.1AデュアルUSBがついているので2つのディバイスを素早く充電することができます。また、災害時に便利な懐中電灯とSOS発信のできる高輝度LEDライト付きです。
★★★★★
購入してすぐに説明書に従い充電したところ、まったく充電されずに、当初ついてたランプもつかなくなりましたが、説明書記載のサポートに連絡したらすぐに代替機を送ってくれました。ですが、どうやら充電に利用したiPhoneの5Vアダプタとの相性が悪かったらしく、代替機も同じような状況で壊れてしまいました。ですが、状況を説明したところ、すぐに返金処理頂きました。
残念ではありましたが、サポートの方が親身に対応頂き、対応としては満足です。
ですが、iPhoneの5Vアダプタを使用すると一発で壊れますので注意が必要です。
まとめ
この記事ではUSB充電器についてご紹介しました。
USB充電器にもポート数、対応電圧、サイズなどさまざまなものがありますので、ぜひ自分の用途にあったものを選んでみてください。
この記事があなたのITライフのお役に立てれば幸いです。