スピーカーのケーブルの接続は慣れていないと「同線がむき出しだけどより合わせるのは難しい」などなかなか思うようにカスタマイズするのが困難ですよね。しかも、素人が下手にやってしまうと手の油がケーブルについてしまったり、不格好になってしまったりという問題があります。
そんなときにぜひ使っていただきたいのが「バナナプラグ」です。スピーカーケーブルの接続を簡単に行うことができる便利なアクセサリです。しかも、それだけでなく、音質の向上も安定や向上も期待できますので、あまりお金をかけずにオーディオの音質をあげたい方にもおすすめです。
そもそもバナナプラグとは?
バナナプラグはスピーカーケーブルなどに使われる端子の一つです。ケーブルの端にバナナプラグを取り付けることで、接続を簡単にする、同線のショート防止なども期待できます。
また、オーディオ好きな方にうれしいバナナプラグのメリットとしては、振動の影響を減らして音質を安定させる効果もあることです。
バナナプラグがなくてもオーディオ機器の接続は可能ですが、接続を簡単にしたい、よりよく安定した音を楽しみたい方にはぜひ購入していただきたいアイテムです。
バナナプラグの種類
バナナプラグにはいくつか種類があります。オーディオ機器によって対応しているバナナプラグの種類も違いますので、よく確認してから購入してください。
ここでは主なバナナプラグの方式をご紹介します。
ソルダーレス方式
バナナプラグの種類の中でも最もメジャーなのがソルダーレス方式です。はんだ付けが不要で使えるので、初心者にも簡単に取り付けることが可能です。主流な方式ですので、リーズナブルな物から少し値段の高いものまでさまざまな製品があることも魅力です。
ただし、このソルダーレス方式のバナナプラグには、デメリットもあります。経年劣化などにより接触不良が起こる可能性があることです。ねじ締めをすることにより、接触不良は回避可能です。
はんだ付け方式
はんだ付け方式はその名の通り、ケーブルをバナナプラグにはんだ付けする方式です。接触不良を起こしにくいのがメリットですが、はんだ付けをしなければいけないという点がデメリット。専用の器具とはんだ付けの技術が必要です。
板バネスリット式
こちらも非常にベーシックな方式です。機器の端子の部分にばねを入れることで接触をさせる方式です。抜き差ししやすく、プラグ方式が劣化しにくいというメリットがあります。
リーズナブルなモデルなので、初心者にもおすすめです。
バナナプラグの選び方
おすすめのバナナプラグとその口コミをご紹介します。時分にあったバナナプラグを探してみてくださいね。
Amazonベーシック バナナプラグ スピーカーコネクター 6ペア
Amazonベーシックのバナナプラグです。1つのスピーカー出力から複数のスピーカーを接続可能で、24k金メッキを採用。耐久性・耐腐食性のある設計です。
また、各ペアに赤と黒のリングがついているため、極性が正しく接続されていることを一目で確認できます。
6ペアの商品ですので、個人利用にちょうど良い数なのも魅力的です。
★★★★★
【価格】
低価格帯の製品(123円/個)かと思います。【品質】
<外観>
・形状などに異常はみられません。Amazon Basicsのシールも傾きなく貼られています。鍍金のむらなども見られません。<構造>
・ねじが弛かったり、かじったり等はありません。バナナプラグ部の板バネスリット部品もなめらかに回転します。
・ヤマハRX-V483の端子に接続しましたが、きつい、ゆるい等はありませんでした。
・後部の樹脂部品はゴムっぽい触り心地です。つまんで作業するのがとても楽です。ただ、経年により加水分解しそうな材質です。
・BELDEN 9497を接続してもしっかり締め付けできます。もっと太径のケーブルでも接続できそうです。金属部分の入出線口の最大径は約Φ3.7mm、樹脂部分の出線口はΦ6mmです。<使い勝手>
・ケーブルの出線は軸方向になり、密度の高い端子への接続はかなり楽になりました。<音質>
・電線直接締付時との差は感じられませんでした。ヤマハRX-V483の端子はかなり密集しており、直接締付すると接続不良になりやすいと思っているため、接続しやすくなることにより接触不良が防げると思います。
★★★★★
音質は若干ざらつきが無くなり明瞭度が増した。少しだけ軽く明るくなった感じ。変な癖はない。ないより付けたほうが良いと思う。繋ぎ変えもかなり楽になった。
付け方は長めに向いてギザギザのところにらせん状に盛って締めたのでまあまあ圧着できた。ペンチで最後にしっかり締めた。
たくさん入っているのでジャンパー線(QED ルビーアニバーサリー)をつくってPMCのTB2に使用したら音が柔らかくクリアになってもっと早くやっておけばよかったと思った。
audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301
有名オーディオメーカーのaudio-technica製ののバナナプラグです。スプリング式という内部にばねがある方式を使用しており、はんだ付け不要で使うことができます。
audio-technicaの機器を使っている方に特におすすめです。
★★★★★
この製品はあまり高級感がないのですが、プラグのコネクター以外の部分はプラスチックのため全く導通がありません。ですので、プラグが触れ合ってショートする危険がありません。大変お勧めです。安心して使えます。
★★★★★
オーディオ機器に手を出しはじめた初心者です。
使い勝手も機能も、なんの問題もありません。まだ他の類似商品を使ったことは無いので、比べての良し悪しはわかりません。
もっと高い商品は、もっと使いやすかったり高機能だったりするんですかね?不良品の書き込みもありますが、自分はこれまで12個ほど使って問題ありませんでした。
運がよかったのかもしれません。総じて満足です。
たぶん、次もこれを買います。
★★★★★
5.1チャンネルでスピーカーを設置しています。アンプへのケーブル接続本数が多いため、本品を使用してみました。
■良かった点
①イモネジ2箇所で固定するため、接触不良がない。
②赤、黒のキャップで見分けやすく、接続を間違えません。
③皮むきした部分が酸化せず、プラグのホールド感も丁度よい。値段もお手頃です。
■あと一歩の点
プラキャップの長さが約2.8cmあり、端子の向きによっては長すぎて邪魔になる点。キャップの長さにバリエーションがあれば素晴らしい製品です。
Postta 【バナナプラグ加工済】LRセット
完成品のバナナプラグが欲しいという方にはこちらをお勧めします。すでに99 . 99 %の無酸素銅の導体の状態の商品なので、高音質で理想的な使用が可能です。また、バナナプラグは24Kメッキのコネクタを採用しているため、クリアな音質が期待できます。
面倒な接続をせずにすぐに使いたいという方におすすめです。
nakamichi ナカミチ Nakamichi 24K 金メッキ バナナプラグ 8本セット
取り付けが簡単な24Kのバナナプラグです。8本セットで760円という安価な金額も魅力の商品です。
★★★★★
製品写真では分かりにくいですが、対角線上にイモネジが2個付いていまして、かなりの高トルクで締め付けが可能です。但しきちんと適合するマイナスドライバーを持っていることが条件。精密ドライバーではトルク不足です。サイズさえピッタリなら100円ショップ製品でも良いです。ビットの横幅は3mm。それより細いとイモネジを傷めます。太いと最後まで締まりません。結構太めのケーブルを挿入可能。但し挿入部分は2cm程度被覆を取っておくことが条件。短かすぎるとダメ。先端部分のみ(2mmくらい)ハンダあげして挿入するとベスト。プラグ先端(バナナ部分)は、ちょっと太めで、これはオーディオ用導電性オイルを塗布して使用することを前提に設計されていると思いますのでオイルを用意しましょう。以上の手間を惜しまなければ、この価格としてはあり得ないほどの性能を発揮してくれます。
★★★★
のバナナプラグは、外皮(銀色の部分)を外し、中の部分にお尻から芯線と外皮を挿入して2箇所の小ねじで締結、その後外皮を戻す仕組み。
セットする手順:
①線材の末端を3mmほど被覆を剥く
②バナナプラグの外皮を外す(回転させれば外れる)
③②で外した内部の方に、マイナスのイモネジが2個あるので、これを線材が入る程度に緩める
④①で剥いた線材をプラグの芯(②で外した内部の方)に差し込む
⑤③で緩めたイモネジを締めて線材と固定する。
このとき奥側のネジは線材の芯線を締結するように、手前側のネジは線材の被覆を締結するようにするのがキモ。
⑥プラグの先端から外皮部分を被せて固定して終了
FosPower (4本セット / 2ペア)
高音質なコネクタねじ込み式のバナナプラグです。こちらも24k製となっています。4本2ペアと本数が少ないので、あまり数がいらないという方におすすめです。
★★★★★
バナナプラグなるものは使ったことないですが小型アンプ導入したはいいが背面が狭く端子に横から接続だと
電源ケーブルなどでごちゃごちゃし危険そうなのでやむにやまれず購入しました。
音については特別変化は感じられませんが気になったのが二点ほどあります、まずプラグのケースと中身は絶縁されているんでしょうかね??
あと差し込んでみた私のアンプでは全部差し込めません画像のちょうど肩のあたりで止まってしまうので中身が露出した状態です。
ほぼありえないですが細いピン状態のものなどにちょっと触れただけでヤバい状況になりそうな気がするのですが・・・
見た目は悪いですがビニールテープでぐるぐる巻くか チューブなどで絶縁が必要な気がします、電気流れる部分の金属が露出しているとかちょっと危ない気がします。
★★★★★
商品が到着してから約30分位でこのバナナプラグの取り付けを終わってました。今までは銅線の接続部分が酸化して黒くなっている部分があったので、その部分をカットして銅色を出し直してて接続しました。フロントスピーカーはそのまま入れると丁度良い太さで、リアスピーカーはやや細かったので少し絶縁被覆を長めに剥き、中央から折って二重の線としてネジを2ヶ所締めて接続しました。+とーを確認して赤と白の外皮をかぶせて、アンプへの取り付けは今まで時間がかなり掛かっていたのが、うその様にあっと言う間にカチャカチャと接続完了しました。さっそく音を出して確認した所、銅線の新しい部分を出して接続したのが良かったようで、今まではカーテン越しに聞いている感じでしたが、音がハッキリとクリアに聞こえるようになりました。銅線の酸化は非常に音に良くないと、身をもって体感しました。商品は何の問題もなく、今後の接続やり直しなども手軽になったし、音質的にも全く悪くないので星5とさせて頂きました。
EIGHTNOO バナナプラグ
黄銅製のバナナプラグ本体でなので、腐食を防止し、受信妨害にも避けられます。ねじ込み式なので、はんだ付けを行わずに取り付けできる点も魅力の商品です。
★★★★★
このバナナプラグは太めのスピーカーケーブルでも、穴に通し、ねじ込み式なので、ドライバーで締めるタイプと違い、オーディオ初心者でも簡単にバナナプラグ対応アンプ、スピーカーにセット出来ます。
スピーカーは2chステレオ向けで、一本のケーブルに4個必要です。LとRがあるので8個入りで足りますが、10個入りなので、残りの2個はスペアとなるでしょう。価格が安いのに便利な商品です。
★★★★
24k金メッキに変えたら見栄え良くなりました ノイズとか元々無かったので、良くわかりません。
まとめ
この記事ではバナナプラグをご紹介しました。1本あたり200円弱で購入できるという値段の割に、音質の向上・取り扱いが安易になるなどメリットの多い、コスパの高い商品ではないかと思います。
また、同線とすでに接続された商品を購入することもできるという点も魅力です。オーディオ機器をお持ちの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
この記事があなたのデジタルライフのお役に立てれば幸いです。