サムスンの次期フラグシップスマホ「Galaxy S11」。11月に入り徐々にスペック情報や予想画像などがリークし始めてきました。
なんだか、カメラやディスプレイが大幅に進化しするようで、大いに期待している人も多いのでは?
そこで現時点でわかっているGalaxy S11のリーク情報や予想を総まとめしました!スペックは?カメラはどうなる?発売日や値段など、リーク情報をまとめています。
Galaxy S11のリーク・予想【スペック】
まず、Galaxy S11にはGalaxyS11e、GalaxyS11、 GalaxyS11+の3機種が存在していることはほぼ確定です。
ここまではGalaxy S10と同様ですが、注目すべきは画面サイズです。様々なリーク情報に定評のある「Evan Blass」氏によると、
- GalaxyS11e は6.4インチ
- GalaxyS11 は6.7インチ
- GalaxyS11 + は6.9インチ
になるとのこと。画面のアスペクト比は20対9でGalaxy S10の19対9よりさらに縦長になり、全モデルで画面サイズが0.5~0.6インチアップされるようです。
GalaxyS11+ に至っては大画面を売りにしているGalaxy note10+の6.8 インチよるも大型になるというちょっと信じられない画面サイズです。
画面の形状については、3モデルとも側面がカーブしたエッジディスプレイになり、Galaxy S10eのような平らなディスプレイモデルは無くなります。
さらに、GalaxyS11eとGalaxyS11 はLTEモデルと5Gモデル2種類、 GalaxyS11+ は5Gモデルのみの展開になるとのこと。
そしてGalaxy S11のディスプレイで期待されるのが120GHzのリフレッシュレートです。Pixel4やOnePulus7t Proなどはすでに90Hz、ASUSのROG Phoneは120Hzのリフレッシュレートに対応しており、画面のスムーズさが売りになっていますが、Galaxyは未だ60Hzのまま。
Galaxy S11で一気に120Hzにジャンプアップするのか、そしてどれほどスムーズになるのか、大いに期待です。
内部スペックはSOCがSnapdragon865かExynos990。メモリーは先日サムスンが発表したばかりのLPDDR5をスマホに世界初搭載、ストレージはUFS3.0を搭載してくると見られています。
サムスンが発表したLPDDR5は容量が12GBで、第2世代10nmで製造されており、現在のスマホに搭載されている LPDDR 4Xに比べ1.3倍性能を向上させつつ、30%の省電力化が図られています。
また、GalaxyS11はバッテリー容量も大幅にアップするようで、
- Galaxy S11eが3900mAh
- Galaxy S11が4500mAh
- GalaxyS S11+は5000mAh
になると予想されています。
Snapdragon865やExynos990 、 LPDDR5などの省電力化と相まってバッテリー持ちが大きく向上することが期待できますね。ただし、120Hzのリフレッシュレートや5G対応などは電力を消費しやすいので、Galaxy s10とあまり変わらない可能性も否めません。
Galaxy S11シリーズのサイズは以下の通り
- Galaxy S11e: 151.7x 69.1 x 7.9 mm
- Galaxy S11 :161.9 x 73.7 x 7.8mm
- Galaxy S11 +: 166.9 x 76 x 8.8mm
画面サイズが大きくなっているので当たり前ですが、3モデルともGalaxy S10シリーズから一回り大きくなっています。重量は不明です。
また、Galaxy S10に引き続き、 Galaxy S11には画面内指紋認証と顔認証が搭載されるとリークされています。おそらく3モデル全てです。
さらに The Elecというメディアが画面内指紋認証に関してリークしており、それによると「Galaxy S11」に搭載されるディスプレイ内指紋認証センサーの認証エリア「Active Area Dimension(AAD)」は64平方ミリメートルになる可能性があるとのことです。Galaxy S10とGalaxy Note10シリーズの AAD は36平方ミリメートル。
- 36平方ミリメートルは6mm×6mm
- 64平方ミリメートルは8mm×8mm
なので、2mmずつ認証範囲が拡大するということですね。2mmの拡大でどれだけ使い勝手が向上するかはわかりませんが、少なくとも今のGalaxy S10よりはロック解除が快適になるのは確かでしょう。
ただ一方で韓国の現地メディアは、サムスンはGalaxy S11とGalaxy Note11シリーズへの指紋認証の搭載を見送り、新開発の3D顔認証を搭載することを計画している」とも報じています。
たしかに、Galaxy S10の指紋認証はユーザーの反応を見ている、フィルムを貼ると使えないなど必ずしも快適とは言えないようですし、誰でも突破できてしまうバグが発生するなど完璧からは程遠い感じです。
なので、 3D顔認証 に切り替えるということは考えられないですが、ユーザーからすると両方を搭載して欲しいところ。ここは続報が気になるところです。
Galaxy S11のリーク・予想【外観】
Galaxy S11の外観もがっつりリークしています。
まずは 91mobilesがリークしているGalaxy S11の外観。 超有名リーカー のOnLeaksが独占的に入手して、91mobilesが伝えていつものです。
もちろんエッジディスプレイで、Galaxy S10 に比べて更にベゼルレス化が進んでいることがわかります。特に下部のベゼルレス化が進み、サイドベゼルもかなり薄くなっています。
そしてパンチホールは中央へ移動し、Galaxy S10より小型化されるとのこと。また少しわかりずらいですが、イヤホンジャックは廃止されている模様。Galaxy note10 で廃止されたのでこれは規定路線でしょう。
電源ボタンと音量ボタンが右側に配置されているのも変化の1つです。Galaxy note10 までは左側に配置されていましたが、 Galaxy S11では他の多くのAndroid端末と同様の配置になるようです。
Galaxy S11の背面で目を引くのはやはりカメラ。最近の流行りなのか、四角いカメラモジュールが左上に配置されています。少なくとも4つのカメラとフラッシュが搭載されているようです。
そして右下にもセンサーが搭載されているようですが、 91mobiles は何のためのセンサーかはわからないとのこと。
一方で、 有名リーカーとして知られるIceUniverseはTwitterで、右下のセンサーはレーザー・オートフォーカスモジュールではないかとツイートしています。
続いてはGalaxy S11+の外観。
OnLeaksから提供されたデータをもとに、 CashKaroがGalaxy S11 +の高解像度なCADレンダリング画像を公開しました。
Galaxy S11と同様、ベゼルレス化が進み、パンチホールはデュアルからシングルになり中央へ移動。背面の四角いカメラモジュールも左上に配置されています。
Galaxy S11+のカメラは5つのカメラとフラッシュが搭載されているのは確認できます。 さらに中央カメラの右横には2つのセンサーのようなものが搭載されているようです。
IceUniverseの言う通りであれば、 レーザー・オートフォーカスモジュール だと思われます。
以上が OnLeaksから提供されたGalaxy S11シリーズの外観ですが、 IceUniverseは「このGalaxy S11のレンダリング画像、あるいはキーパーツ(おそらくリアカメラ) は間違っていると断言できる。本当のデザインはより美しい。」とツイッターで投稿しています。
まだ正式発表まで3ヶ月ほどあるので、今後より正確で美しいレンダリング画像が出てくることに期待しましょう。
Galaxy S11のリーク・予想【カメラ】
Galaxy S11のカメラに関しては91Mobilesがリークしています。
リークされた画像からは5つのカメラが搭載されていることが確認でき。そのうち4つはGalaxy S10やnote10 と同様に、
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
- 超広角レンズ
- ToFセンサー
で間違いありません。そしてもう一つのセンサーは先程も言いましたが、 レーザー・オートフォーカスモジュールの可能性が高いでしょう。
さて、Galaxy S11の詳しいカメラスペックですが、メインの広角カメラにはサムスンが開発し第2世代の1億800万画素センサーが搭載されると予想されています。
さらにPhone Arenaによると望遠レンズには4800万画素のセンサーが採用される可能性があるとのこと。ただ、真偽は微妙のようです。
そしてGalaxy S11のカメラで最も注目すべきなのが「望遠」性能でしょう。 Phone Arenaは Galaxy S11 は最大100倍のデジタルズームに対応するとしています。
またサムスンは9月に韓国で、ペリスコープ(潜望鏡)式の光学5倍ズームを発表しており、韓国メディアThe Elec によるとGalaxy S11に搭載される予定とのこと。
さらに、サムスンが韓国の特許庁に提出したデータから光学式5倍ズームカメラにOIS(光学式手振れ補正)が搭載されることも判明しています。
どうしても手ブレしがちな望遠レンズ。5倍という高倍率においても、OISが搭載されることによって手ブレしにくい写真を撮ることができるとは嬉しい限りですね。
光学5倍はすでにHuawei P30 ProやXaomi CC 9 Proですでに搭載されています。しかし、もし最大100倍のズームに対応すれば史上初の快挙。正直そこまで必要かはわかりませんが、100倍ズームが可能になれば、スマホカメラを次のレベルへ押し上げる大きな一歩となるかもしれません。
また、 IceUniverseの言うように、 レーザー・オートフォーカスモジュールが搭載されるのであれば、昼夜問わずGalaxy S11はオートフォ-カス性能が大きく向上する事が期待できます。
動画は 8K30fps に対応!?
動画撮影に関しても、Galaxy S11は大きく進化する可能性が高いと見られています。 xda-developersによる最新カメラアプリの解析により、アプリ内に、8K30fpsのビデオ撮影がサポートされるコードが発見されているからです。
さらに先日発表された、Galaxy S11シリーズ向けとされるサムスン製新SoC「Exynos 990」が4K120fps、8K30fpsでの動画撮影をサポートし、108MPのセンサーは8Kに対応することが可能です。
このようにソフトウェア的にも、ハードウェア的にもGalaxy S11は8K30fps の動画撮影をサポートする可能性が高いと考えられています。
Galaxy S11のリーク・予想【発売日や値段など】
サムスンは毎年2月下旬から3月末にかけてGalaxyを発表してきました。現時点でサムスンがGalaxy S11を従来とは異なるスケジュールで発表するという情報はないので、上記のスケジュールに沿って発表・発売されるはずです。
またギリシャのメディア、Techmanicsによると、Galaxy S11は2月9日に発表され、3月に発売されるとのこと。情報の真偽はわかりませんが、 このようなリーク情報が出ることからもGalaxy S11 の発表・発売はほぼ従来通りのスケジュールと見てよいでしょう。
ちなみに、現行モデルのGalaxyS10 は2月20日、一世代前のGalaxy S9は2月25日に発表され、3月の上旬に発売されています。
Galaxy S11の価格はリーク情報が出ていないですが、大幅に値上げあるいは値下げすることは考えにくいため、Galaxy S10とほぼ同じ価格になるでしょう。
- Galaxy S10eは749ドル~
- Galaxy S10 は899ドル~
- Galaxy S10+は999ドル~
となっています。
Galaxy S11+は非常に神秘的な存在になるかも
ここまでGalaxy S11シリーズに関する様々なリーク情報をまとめてきましたが、ほとんどの情報がGalaxy S11のもので、S11+の情報がほとんど出ていないのです。
これについて IceUniverse は「S11はS11と同じではない。 S11 +はS11に類似しておらず、明らかな違いがある。」 「Galaxy S11プラスはほとんどリークしていないことから神秘的な存在で、サムスンの秘密兵器になるかもしれない」 とツイートしています。
実際にGalaxy S11+がサムスンの秘密兵器になるとしたらどのような機能が搭載されるのか、どんな特徴を備えているのか、非常に気になりつつも続報を期待して待ちましょう。