この記事では、世界での新型コロナウイルスの感染状況を確認できるサイト「Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)」について紹介しています。
新型コロナウイルスは日本でも感染者数が急増しており、東京はいつロックダウンされるのかどうかという話がテレビやネットからか流れてくる毎日。
日本でのコロナの感染状況が深刻になっていますが、世界の国々はくら比べものにならない程に深刻になっているのが現状です。
毎日のようにロックダウンされ、人の姿が消えたニューヨークやイタリア、スペインなどの都市の様子がニュースから流れ、医療が崩壊した医療現場の様子には、もうすぐ東京もこうなるのではないかと不安に感じている方も多いでしょう。
世界での感染状況は、日本の未来を表している可能性がある。
そう考えると日本での感染拡大を防ぐためにも、世界での感染状況をしっかりと認識し、自らの行動を引き締めて行くことが大切かと思います。
そこで、世界での新型コロナウイルスに関する国・地域ごとの細かい感染状況から、世界全体での感染状況まで最新の情報を把握できるサイト「Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)」を紹介してます。
世界のコロナウイルスの感染状況を確認できるサイト「Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)」
Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)はアメリカのジョンズ・ホプキンス大学がまとめ、提供しているデータを元に、新型コロナウイルスの世界での感染者数や死亡者数など、感染状況を確認できるサイトです。
サイトで確認できる感染状況には以下のようなものがあります。
- 世界での累計感染者数
- 国・地域ごとの感染者数
- 州ごとの感染者数
- 都市ごとの感染者数
- 感染が確認された国・地域の数
- 新型コロナウイルスによる死亡者数
- 回復した人数
- 計感染者数ののグラフと、対数グラフ、1日ごとの新規感染者数のグラフ
- 感染者数の規模と場所を表した世界地図
上記の情報が全て、スクロールも必要ない1ページに収まっており、非常に見やすくわかりやすいのもこのサイトの特徴です。
更新も1日に数回程度行われているようなので、情報の鮮度も高いと言えるでしょう。
ただし、日本国内の新型コロナウイルス感染状況についてより詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介している速報アプリNwesdigestの「新型コロナウイルス 感染状況マップ」を活用するのがおすすめです。
[blogcard url=”https://webhack.jp/mobile-app/japan-coronavirus-infection-status/”]
世界のコロナウイルスの感染状況を確認できるサイト「Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)」の見方
それではサイトの見方を解説していきます。
まず、以下がサイトの全体像です。
サイト全体でのスクロール操作は必要無く、ひと目で新型コロナウイルスの感染状況に関するあらゆる情報を確認することができます。
世界全体での累計感染者数
画面左上の「Total Confirmed」が新型コロナウイルスの世界での累計感染者数です。
4月4日時点で、1,119,109人となっていることがわかます。
国・地域ごとの累計感染者数
累計感染者の下の表には、新型コロナウイルスの国・地域ごとの感染者数が表示されています。
最初の状態では、「国・地域ごとの感染者数」が表示されていますが、表の下部にあるAdimin0という部分の矢印をクリックすることで、
- 「各国の州ごとの感染者数」
- 「各国の都市ごとの感染者数」
というように切り替えて表示することが可能です。
それぞれの表は感染者数が多い順に上から並べられているので、スクロールしていくことで、すべての国や地域、州を確認できます。
世界全体と国・地域ごとの累計死者数と回復者数
次に画面右側の2つの表と数値について。
左側のTotal Deathsの白い数値が新型コロナウイルスによる世界全体での「総死亡者数」、右側のTotal Recovredの緑色の数値が「総回複数」を表しています。
そしてそれぞれの下の表が、国・地域ごとの「総死亡者数」と「総回複数」です。
感染者数の表と同様に、上から多い順に並べられているので、スクロールしていくことで、すべての国の総死亡者数と総回復数が確認できます。
感染状況の推移グラフ
2つの表の下にはあるグラフは、世界全体での新型コロナウイルスによる総感染者数の推移を表すグラフです。
グラフ下部のConfirmedをクリックすれば「総感染者数」、Logarithmicをクリックすれば「感染者数の対数グラフ」、Daily increaseをクリックすれば「1日ごとの新規感染者数」を表示できます。
特に感染者数の指数関数的な増加を認識するためにとても役立つ、対数グラフが用意されているのがこのサイトの優れたポイント。
対数グラフは今回の新型コロナウイルスの爆発的増加を正しく認識するのに非常に有用というか、必要不可欠だからです。
もし「対数グラフって何?」という方は、以下の記事でわかりやすく解説されているので、ぜひこの機会に理解を深めるためにもご覧ください。
新型コロナ感染者数グラフの正しい読み解き方 「爆発的増加」を対数グラフにすると見えてくること(1/5) | JBpress(Japan Business Press)
感染状況を表した世界地図
画面の真ん中に表示されている世界地図は、新型コロナウイルスの感染が確認されている場所を、感染者数の多さに比例した大きさの赤い円で表示しています。
大まかではありますが、世界のどの場所で新型コロナウイルスの感染が発生し、拡大しているのかをひと目で確認できます。
ちなみに地図右上にある、三のような横線のアイコンをクリックすることで、それぞれの赤丸の大きさが、どの程度の感染者数を表しているかを確認できます。
そして地図の赤円をクリックすることで、クリックした国・地域の詳細な感染状況が表示されます。
上から順番に以下の5つの感染状況が表示されます。
- 「国名と都市名(国名のみの場合もあり)」
- 「累計感染者数」
- 「死亡者数」
- 「回複数」
- 「回復者数を差し引いた今現在の感染者数」
さらに地図下部にある、Active Casesをクリックすると、累計の感染者数から回複者数を差し引いた、今現在の感染者数をオレンジ色の円で確認可能です。
そしてサイトの一番下に表示されている3桁の数字は、これまでに新型コロナウイルスの感染が確認された国・地域の総数です。
4月4日時点で、181の国と地域で感染が確認されていることがわかります。
国・地域ごとの感染状況の詳細
最初に紹介した、画面左側にある国・地域ごとの感染者数の表ですが、特定の国をクリックすると、それ以外の表とグラフ、地図もクリックした国の詳細を表示するよに変化します。
例えば試しに、表の一番上にあるUS(アメリカ)をクリックしてみると、総感染者が277,965人、総死亡者数が7157人、総回復者数が9,897人とアメリカのデータに置き換わるのです。
また、グラフもアメリカ仕様となり、地図はアメリカが中心に表示されます。
このように、国や地域ごとの細かい感染状況も確認できるのです。
国や地域によっては、詳細が表示されないこともあるので、注意してください。
まとめ
今回は、世界での新型コロナウイルス感染状況を把握できるサイトを紹介しました。
新型コロナウイルスの世界での感染状況を把握するには、最適なサイトなので、ぜひ活用してください。
Coronavirus COVID-19 (2019-nCoV)
もし、日本での新型コロナウイルス感染状況をより詳しく確認したいときは、以下の記事で紹介している速報アプリNwesdigestの「新型コロナウイルス感染状況マップ」が非常に優れているので、おすすめです。
[blogcard url=”https://webhack.jp/mobile-app/japan-coronavirus-infection-status/”]