「家のコンセントに挿して家電を繋ぐだけで簡単にスマート家電化できる」というのがスマートプラグの触れ込みです。
しかし、いざスマートプラグを購入してみると意外に使い道が無い、活用方法が思いつかないという方も多いと思います。
確かにスマートプラグは電源のオンとオフを切り替えるだけの製品ですから、細かい操作はでできません。
でも意外と使い道や活用方法はあるんです。
そこで今回の記事では、スマートプラグの使い道・活用方法を色々とまとめて見ました。
これからスマートプラグを購入予定の方も、すでにスマートプラグを持っている方もぜひ参考にしてください!
スマートプラグとは
スマートプラグとは家の電源プラグに挿して家電を接続することで、普通の家電をスマート(IoT)家電のように、スマホやスマートスピーカーから操作できるようにするデバイスです。
電源プラグに差し込みスマホアプリで設定するだけで、普通の家電をスマート家電化できる手軽さが魅力ですね。
Wi-Fiに接続すれば外出先からでもスマホで家電の電源をコントロールできますし、スケジュール機能を利用すれば自動で電源のオン/オフを切り替えることもできます。
とは言え、スマートプラグは電源のオン/オフを切り替えるだけですし、どんな家電でもスマートプラグを活用できるわけできるわけではありません。
【関連記事】
?【スマートプラグのおすすめ8選】普通の家電を手軽にIoT家電にできる! – WebHack
スマートプラグを活用すべき家電のポイント
電源のオン/オフを切り替えるというスマートプラグの特性から考えると、以下の4つのポイントを抑えた家電がスマートプラグ活用に適しています。
- コンセントを挿すだけで動作する
- ボタンやリモコンでの操作が必要ない
- いきなり電源を切っても問題ない
- 離れたところから操作すると便利
コンセントを挿しただけでは動作しない、電源をつけるのに必ずボタンやスイッチを押す必要がる家電ではスマートプラグは意味がありません。
まあ、待機電力を削減するくらいな効果はあると思います。
スマートリモコンなら家電を操作できる
スマートプラグではなく、スマートリモコンならスマホや音声で家電を細かく操作することができます。
スマートリモコンというのは、赤外線を利用してスマホや音声操作で様々な家電を一括操作できるようにするデバイスです。
スマートプラグとは異なり電源のオン/オフだけでは無く、細かい操作もすることができます。
Wi-FiやBluetoothに対応していない普通の家電でも、スマホや音声操作でコントロールできるようになるんです。
たとえばエアコンなら温度や風量の調節、テレビならチャンネルの変更や音量の調節、照明なら明るさの調整など。
電源のオン/オフだけでは無く、スマホや音声操作で細かい操作も行いたい場合は、スマートリモコンを検討しましょう!
スマートプラグの便利な使い道・活用方法を紹介!
それでは、スマートプラグの便利な使い道・活用方法を紹介していきます!
Amazon EchoやGoogle Nestと連携
まずは、Amazon EchoやGoogle Nestなどのスマートスピーカーとの連携。
ほとんどのスマートプラグは、Amazon EchoやGoogle Nestと連携させることで音声で家電を操作できるようになります。
手元にスマホが無い時でも、「アレクサ、電源オンにして」「OKグーグル、電源オフにして」と言うだけで家電を操作できて非常に便利です。
また、「アレクサ、おはよう」「OKグーグル、行って来ます」のような挨拶で、一気に複数の家電の電源をオンにしたりオフにしたりすることもできます。
扇風機
スマートプラグで扇風機を管理するのも便利ですよ。
あらかじめ扇風機の風量ボタンを押しておけば、スマホや音声操作で電源のオン/オフを切り替えるだけで起動させることができます。
スマートプラグのスケジュール機能を活用すれば、「就寝後30分後に電源をオフにする」「起床30分前に扇風機を起動しておく」なんて使い方もできちゃいます。
加湿器や空気清浄機
加湿器や空気清浄機にはリモコンが無い製品も多いので、スマートプラグで遠隔操作することでかなり便利になります。
スケジュール機能を活用すれば、就寝30分後に自動で加湿器の電源をオフにすることも可能です。
さらにスマートプラグとスマート湿温度計を組み合わせることで、「湿度が50%を下回ると加湿器の電源をオンにする」「湿度が70%を超えると加湿器の電源をオフにする」なんて使い方もできるんです。
間接照明
スマートプラグと間接照明を組み合わせれば、音声操作でライトのオン/オフができるようになり便利です。
就寝時にべットの中から「アレクサ、ライト消して」「OKグーグル、おやすみ」のような音声コマンドで照明を消すことができます。
さらにスマートプラグのスケジュール機能を活用すれば、起床30分前に枕横の間接照明をオンにしておくことでスッキリとした目覚めに役立てることも可能です。
スマホの充電管理
スマートプラグはスマホやタブレットの充電管理でも活躍します。
USB充電器をスマートプラグに接続することで、スマホアプリや音声操作で気軽に充電のオン/オフを切り替えることが可能です。
無駄な充電を防ぐことで節電にも繋がりますし、過充電を防いでバッテリーの劣化を防ぐこともできます。
ウォーターサーバー
起きてすぐに常温の水を飲みたい。
そんな時はスマートプラグにウォーターサーバーを繋ぎ、スケジュール機能で起床30分前に電源がオンになるように設定しておきましょう。
就寝中はウォーターサーバーの電源をオフにできるので節電対策や騒音対策にも繋がりますよ。
コーヒーメーカー
コー匕ーメーカーをスマートプラグに接続すれば、スケジュール機能で起床前にお湯を温めておき、起きたらすぐにコー匕ーが飲めるようになります。
スマートスピーカーと連携させておけば、起床後に「アレクサ、コーヒー入れて」の一言でコーヒーを入れることも可能です。
IFTTTとの連携させて操作を自動化
スマートプラグとIFTTTを連携させることで様々な操作を自動化することができます。
IFTTTというのは「○○の場合は、○○する」という感じで、一定の条件が満たされると自動で動作を実行してくれるWebサービスです。
たとえば以下のような感じ。
- 「家から出ると自動で電源をオフにする」
- 「家に帰ると自動で電源をオンにする」
スマートプラグとIFTTTを連携させることで活用の幅が広がりますし、様々な動作を自動化できるので、スマートプラグをより手軽かつ便利に活用できるようになります。
消費電力チェク機能で家電の稼働状態を把握
消費電力チェク機能に対応しているスマートプラグなら、接続されている家電の消費電力をスマホから確認できます。
消費電力チェクは節電対策になるのはもちろんですが、それだけではありません。
接続されている家電の稼働状態も確認できるので、たとえば離れて住む両親がいつも通り生活していることや外出先から子供の帰宅をスマホで確認することができます。
「おでかけモード」で空き巣被害対策
スマートプラグには「おでかけモード」という機能が搭載されている製品があり、自動でランダムに電源のオン/オフを切り替えてくれます。
照明にスマートプラグを接続することで、外出中でもランダムにライトを付けたり消したりしてくれるんです。
なので家にいない時でも留守であることを外からわかりにくくでき、防犯対策に役立てることができます。
スマートプラグの使い道・活用方法 まとめ
スマートプラグの使い道・活用方法を紹介してきましたが、電源のオン/オフを切り替えるだけですが色々と使い道はあります。
スマートプラグも便利ですが、より便利に家電をコントロールしたい場合はスマートリモコンを利用しましょう。
【関連記事】
【スマートプラグのおすすめ8選】普通の家電を手軽にIoT家電にできる! – WebHack