Airpodsに代表されるようなワイヤレスイヤホンを日常的に使用している人は多いいでしょう。やはりケーブルから解放された体験には素晴らしいものがあります。
一方で
「ワイヤレスイヤホンは失くしやすい」
「充電を忘れてしまうことがある」
「ケースを常に持ち歩くのが面倒だ」
と思ったことはありませんか?
実はこのような悩みを解決できるそ製品があるんです。
それが今回紹介するリストバンドに収納できるワイヤレスイヤホン「Wearbuds」です
かなり斬新で革新的な製品なので好みが分かれそうですが、クラウドファンデングサイト「kickstarter」で 約3800万円を集め、達成率714%(6月23日現在)と高い人気を誇っている注目の製品です。
[製品詳細ページ/Kickstarter] Wearbuds: Fully Wireless Earbuds Charged Right on Your Wrist by Aipower — Kickstarter
[商品詳細ページ/公式] Wearbuds by Aipower
[133時間のバッテリー持ち]完全ワイヤレスイヤホン「MIFE FREE」を紹介 – WebHack
これまでのワイヤレスイヤホンの問題点
まず従来のワイヤレスイヤホンには以下のような問題点があります。
・充電ケースを持ち運ばなければいけない
・イヤホンを紛失しやすい
・不安定な接続
・装着性の悪さ
このような問題点を改善したのが「 Wearbuds 」です。特に上2つの課題を解決できる数少ない製品だと思います。
ワイヤレスイヤホン「Wearbuds」の特徴
リストバンドで充電
Wearbudsは下の画像のようにイヤホンを手首に装着しているスマートウォッチ型のリストバンドで充電できます。
これならジョギングやサイクリング中でも気軽に充電できますし、音楽を聞きたくなってもポケットや鞄からいちいち取り出す必要がなくてかなり便利ですね。
再生時間は
イヤホン単体で5.5時間、
リストバンド込で12時間となっています。
最新のワイヤレスイヤホンだと単体で10時間、ケース込みで50時間というものも出てきているのでそれと比べると物足りませんが、ワイヤレスイヤホンの中では平均的なバッテリー持ちと言えます。
ちなみにリストバンド自体は 磁気充電ケーブルを使って約90分で充電することができます。
プレミアムなサウンド
もちろん音質も妥協していません。
高音質コーデックの「aptX」をサポートし、クアルコム製の高性能なチップが内蔵されているので音の途切れや遅延を防いで快適なワイヤレス体験を実現しています。
さらに独自にチューニングされたグラフェン製のドライバーにより高音質なサウンドを実現しています。
グラフェンとは炭素原子が6角形に結びついてシート上になったもので、
- ダイヤモンド並の強度を持ち
- 柔軟に折り曲げる事ができ
- 軽く、電気・熱の伝導率が高い
ことが特徴と言われています。
これらの特徴はイヤホンに最適とされていて、クリアな音や細かい音の変化に反応する高い反応性、ノビの良い高音などが実現できるとしていて、最近イヤホンへの採用が増えている注目の素材なんです。
なのでグラフェン製ドライバーってだけでも高音質が期待できてしまうということです。
その他、Bluetooth 5と ノイズキャンセリングを サポートしているため、両方のイヤホンはもちろん、片方だけでも 周囲の環境に左右されることなく高品質なハンズフリー通話が可能になっています。またハイブリッドシリコンによって高い装着性と遮音性を実現しているのも特徴です。
さらに、リストバンド単体でもBluetoothでスマホに接続することができるので、通知をリストバンドに表示し確認することもできます。
充実のフィットネス機能
リストバンドは単にイヤホンを充電するだけのものではなく、フィットネスを支援する様々な機能が充実しているのもポイントです。
高度なモーションセンサーと心拍センサーによってリアルタイムでの測定が可能になっています。主な機能としては
- 心拍数の測定
- 消費カロリー
- スリープタイマー
- 歩数計
- アラーム
- メッセージリマインダー
などがあります。
測定されたフィットネスデータは専用に開発されたアプリで解析し確認することができます。
その他、IPX6 の防水にも対応しているので汗が気になる運動時も問題なく利用できそうです。
このように単純にワイヤレスイヤホンとして利用するだけではなく、通知を確認したり、健康管理のようなスマートウォッチ的な使用も十分にこなせるところがWearBudsの魅力と言えます。
直感的な操作ができるタッチコントロール
イヤホン側面をタップすることで音量の調整や曲のスキップ・再生・一時停止、Siriなどのアシスタント機能の呼び出しなどが行えます。
バンドは タップとスワイプで操作することができます。
イヤホンもバンドも直感的な操作で簡単に操作できるのは嬉しいですね。
このようにWearBudsは「ワイヤレスイヤホンとスマートウォッチを足して2で割ったような製品」と言えます。
これまでは手首にスマートウォッチ、
ポケットにワイヤレスイヤホンのケース
という感じで分けていたのを手首だけに集約させることができるのです。これだけでもかなり便利ではないでしょうか。
ワイヤレスイヤホン「Wearbuds」の注意点
注意点としては以下のようなものが挙げられます。
・スマートウォッチに比べると機能が限定的
・リストバンドのバッテリー容量が少ない
・リストバンドはサイズが大きめ
普通のスマートウォッチに比べると機能的に劣ることが多いので注意が必要です。たとえば、AppleWatch には心電図や転倒検知、睡眠トラッキングなどが搭載されていますがWearBudsにはありません。
リストバンドのバッテリーはスペックを見る限り160mAhとなっています。イヤホンのバッテリーが両方で70mAhなので充電2回分程度ということになります。なので基本的にはスマートウォッチとして使用するよりも、イヤホン充電用と考えて置くほうが良いでしょう。
また、バンドの厚みが24mmと普通のスマートウォッチの2倍程あるので、運動時には存在感があり過ぎでちょっと使いにくいと感じるかもしれないですね。
ワイヤレスイヤホン「Wearbuds」のスペック
EarBuds
- チップセット:クアルコム製チップ
- Bluetoothバージョン:Bluetooth 5
- ドライバー:6mmドライバー(20Hz~20KHz)
- マイク:MEMS
- 防水性能:IPX6
- バッテリー持続時間:5.5時間(イヤホン単体)12時間(リストバンド込み)
- バッテリー容量:35mAh(1個あたり)
- 充電時間:1時間
- 操作可能範囲:10m
- サイズ:高さ22.7mm×横13.2mm
リストバンド
- プロセッサー:ARM Cortex-M4
- タッチディスプレイ:0.96インチ/80×160/65Kカラー/TFT screen
- バッテリー:160mAh
- サイズ:横幅51mm×高さ27mm×厚み24mm
ワイヤレスイヤホン「Wearbuds」の付属品
- 完全ワイヤレスイヤホン
- 2×イヤーチップ
- フィットネスバンド
- マグネット式充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- 2年間の保証書
ワイヤレスイヤホン「Wearbuds」の出資額と報酬
- 「KS Special」1×WearBuds
99ドル(10,624円)以上 - 「KS Limited Special」1×WearBuds(限定色のコーラル/シャイニーミントから1色選択)
149ドル(15,990円)以上 - 「KS Twin Pack 」 2×WearBuds
179ドル(19,209円) - 小売価格:199ドル(約21,890円)
今後の予定
キックスターターでの出資は8月5日までとなっています。
8月に生産が開始され、11月に出荷される予定です。
まとめ
今回紹介した「WearBuds」は 従来のワイヤレスイヤホンの課題を解決しつつスマートウォッチとのいいとこ取りをしたような製品です。もちろん単体の製品と比べると劣るところもあるので、自分の用途や求める機能に応じて選ぶことが必要です。
もし、記事を読んでより詳しく知りたいと感じた方は以下から詳細ページに飛べるので確認してみてください。
[商品詳細ページ/kickstarter] Wearbuds: Fully Wireless Earbuds Charged Right on Your Wrist by Aipower — Kickstarter
[商品詳細ページ/公式] Wearbuds by Aipower
[133時間のバッテリー持ち]完全ワイヤレスイヤホン「MIFE FREE」を紹介 – WebHack