リモートワークや在宅勤務で集中できる環境を構築するために活躍するのがノイズキャンセリング付きのワイヤレスヘッドホン。
オンライン会議の際もワイヤレスヘッドホンは重宝しますよね。
AirPodsのようなイヤホンでも良いのですが、長時間付けることを考えるとより快適なヘッドホンの方がおすすめです。
ワイヤレスヘッドホンと言えばSONYやBOSEのヘッドホンが有名ですが、価格が3~5万円台と中々の価格。
できれば、SONYの「WH-1000XM3」やBOSEの「Noise Cancelling Headphones 700」と同等の性能・機能を備えながら低価格でコスパの良いワイヤレスヘッドホンが欲しいですよね。
もちろん、ノイズキャン搭載で。
そんな方におすすめなのが今回紹介する「Mu6 Space2」というワイヤレスヘッドホン。
「Mu6 Space2」はamazonでもコスパ抜群で高評価&人気を博したノイキャン対応ワイヤレスヘッドホン「Mu6 Space1」の後継モデル。
3~5万円台のSONYやBOSEのハイエンドヘッドホンと同等の性能・機能を備えながら、なんと2万円台という低価格を実現したコスパ抜群のワイヤレスヘッドホンなんです。
特に「Mu6 Space2」は「Mu6 Space1」と比べ、ノイキャン性能が大きく進化しています。
優れたアクティブノイズキャンセリングに、外音取り込み機能、再生の自動停止、タッチセンサーでの操作、aptX LL接続などに対応しつつ、さらに付け心地や音質も上々です。
という訳で今回の記事では、実際に「Mu6 Space2」を購入して2週間ほど毎日使ってみたので、レビューしていきます。
ちなみに、前モデルの「Mu6 Space1」もかなりのコスパ抜群の優れたワイヤレスヘッドホンで、今では1万5000円台で購入できてしまうんです。
1万円台で買えるノイキャン対応ワイヤレスヘッドホンを探している方には非常におすすめですよ。
?「Makuake|私だけのサウンド世界へ!ノイキャンと高音質を極めた上質ヘッドホン「Space2」|マクアケ – クラウドファンディング」
Mu6 Space2のスペック
まず、Mu6 Space2のスペックについて表にまとめてみました。
ノイキャン | ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング(ANC) |
平均遮音性能 | 29dB |
最大遮音性能 | 40dB |
Bluetooth | 5.0(最大10メートルの通信範囲) |
対応コーデック | ABC/AAC/aptX/aptX LL |
同時接続台数 | 2台(同時再生は不可) |
通話用マイク | CVCノイズキャンセリングマイク |
外音取り込み | あり |
バッテリー容量 | 800mAh |
連続再生時間 | ANCオン:20時間/ANCオフ:25時間 |
ドライバー | ダイナミック40mm |
自動再生/停止 | 対応 |
音声アシスタント | Siriに対応 |
有線接続 | 対応 |
タッチセンサー | 再生/停止/次の曲/前の曲/音量アップ/音量ダウン |
重量 | 290g |
【Mu6 Space2のレビュー】外観&付属品
Mu6 Space2の外観と付属品を見ていきましょう。
Mu6 Space2の付属品は、ヘッドホン本体、ケース、充電ケーブル、3.5mmイヤホンジャックの4つ。
Mu6 Space2はシンプルで無駄のない、言い方はあれですが、いたって普通のデザインです。色は黒で統一されていますが、左右に小さく表記されているロゴがいい感じのアクセントになっています。
右側の側面には、「3Dタッチセンサー」と呼ばれるセンサーが搭載されており、タップやスワイプで音楽の再生/停止、次の曲/前の曲、音量のアップ/ダウンなどを直感的に操作できます。
ハウジングの内部には、R、Lと大きく表記されており、左右に区別がわかりやすいのが嬉しいですね。
左側のハウジング内には、ヘッドホンを着脱した際に自動で再生を停止するためのセンサーが搭載されています。
ヘッドホン左側には、電源ボタン、ANCのオン/オフを切り替えるボタン、充電用のUSB-端子、2.5mmイヤホンジャックが搭載。
また、左右のハウジングの上部にはANCや外音取り込みの際に利用されるマイクが搭載されています。
Mu6 Space2の低反発のクッションはかなり肉厚で、つけ心地もグッド。肉厚なクッションのおかげで遮音性も高く、付けているだけでそれなりに周囲の音を遮断可能。
頭の部分にも厚めの低反発クッションがあり、長時間付けていても快適です。
サイズを調整するためのスライダーを最大で3.7cm程伸びます。
Mu6 Space2を折りたたむとこんなにもコンパクト。付属の専用ケーズに収納すると、持ち運びも楽々です。充電ケーブルとオーディオケーブルも一緒に収納できます。
たとえケースに入れなくてもMu6 Space2は十分にコンパクトに折り畳めるので、鞄やリュックに入れて持ち運ぶのも容易です。
収納ケースは軽いですがしっかりとした耐久性のある作りで、鞄の中に入れたり、地面に落としてもヘッドホンをしっかりと守ってくれそうです。
【Mu6 Space2のレビュー】ノイズキャンセリング性能
Mu6 Space2最大の魅力が、非常に優れたノイズキャンセリング性能。
一応、公式のスペック上だと平均29dB、最大40dBものノイズを削減してくれることになっています。
このマイナス40dBというのは、具体的には「電車内の騒音が図書館並に静かになる」ぐらい。
この優れたノイキャンを実現しているのが、2つのマイクを駆使した「ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング」
そして実際に使って見た結果ですが…Mu6 Space2のノイキャン性能はかなり強力です。
電車の中で試したわけでは無いのですが、家で窓を開けて外から聞こえて来る車や工事、電車、ヘリコプターの音がほとんど聞こえなくなりました。
特に低音の騒音をほとんど消してくれます。「元々、外で工事をしていることを知らなければ音には全く気が付かないのでは?」と感じるくらい低音を消してくれるんです。
一方、人の話し声やキーボードのタイピング音など比較的高めの音は、低音ほど消えませんでしたね。
とは言え、話し声やタイピング音なども、ほぼ気にならない程度には削減してくれます。あくまで低音に比べてというだけです。
むしろ個人的にはタイピング音なんかは程よく聞こえ、心地良いくらいでした。
話し声に関しても、すぐ近くで再生している動画の音声が気にならない程度に小さくなって聞こえるという感じで、少し離れている人の声はほぼ聞こえないと考えて良いでしょう。
また、あくまで個人的にはですが、ノイキャン利用中に耳が痛くなることも無く、ノイキャンにありがちな「サー」というノイズもかなり抑えられており気になりません。
上記のような感じで、Mu6 Space2のノイキャン性能はかなり強力。
在宅勤務やリモートワークで家の外の車や工事の音、あるいあ自宅内の物音や家族の話し声を気にせず、集中して作業したいという方に、Mu6 Space2は非常におすすめです。
【Mu6 Space2のレビュー】専用アプリ
Mu6 Space2には専用のスマホアプリがあり、ヘッドホンの設定や操作を行えます。
アプリで設定・操作できるのは以下の3つ。
- 「ノイキャンの強弱の切り替え」
- 「自動シャットダウンのオン/オフの切り替え」
- 「自動停止/再生のオンとオフの切り替え」
基本的に強弱の切り替えとオン/オフの切り替えなど、2段階の切り替えだけなので迷うこと無く操作できます。
今のところ上記の3つの機能だけですが、今後アップデートで他の機能も追加されるかもしれません。
【Mu6 Space2のレビュー】外音取り込み
Mu6 Space2にはトランスパレンシーというモードがあり、外の音をマイクから取り込んで、話し声や物音を聞こえやすくしてくれるんです。
トランスパレンシーは左側のヘッドホンにあるANC切り替えボタンを押すか、右側のヘッドホン表面にある3Dタッチセンサーに手をかざすことで有効化されます。
実際に使ってみたところ、トランスパレンシーへの切り替えはストレス無くスムーズに行えました。
そしてマイクから取り込まれた音は、強調しすぎている感じもなく、割と自然な感じです。
若干、高音が強調されているなとは感じますが、話し声は自然で、長時間聞いていても疲れることはなさそうです。
なにより、ノイキャンとトランスパレンシーの切り替えが非常にスムーズで、ストレスがかからないとこがMu6 Space2の魅了と言えます。
【Mu6 Space2のレビュー】音質
Mu6 Space2の音質の特徴は、「低音~高音まで幅広くかつバランスの取れた音質」という感じ。
あまり癖が無くバランスが取れているので曲の種類を選ぶこと無く聞けますね。
とは言え、中音~高音はクリアで素直なサウンドである一方、低音は若干ブーストされており、迫力のある音質になっていると感じました。
なので、特にロックやEDMのようなサウンドに適していると言えます。
また、BluetoothコーデックがSBC、AAC、aptXはもちろんのこと、低遅延なaptX LLにも対応しているんです。そのため音楽だけではなく、aptX LLの対応スマホであれば動画の視聴やゲームも音ズレなく楽しむことができます。
【Mu6 Space2のレビュー】接続の安定性
Mu6 Space2はBluetooth5.0接続で、非常に安定しています。
基本的にMu6 Space2を家の中で利用するなら、接続の安定性を気にする必要は無いでしょう。
Bluetoothコーデックに関してはiPhone・iPadならAAC、AndroidスマホやWindowsPC、MacならaptXで接続されます。
なので、ほとんどの機種で高音質・低遅延で接続できるのがありがたいですね。
【Mu6 Space2のレビュー】操作性
Mu6 Space2の操作性は非常に直感的でわかりやすいですね。
右側のヘッドホンにタッチセンサーが搭載されており、タップやスワイプで音楽の再生/停止、音量の調整などが行えます。
- タップ→「再生/停止」
- 前にスワイプ→「次の曲」
- 後ろにスワイプ→「前の曲」
- 上にスワイプ→「音量アップ」
- 下にスワイプ→「音量ダウン」
- 長押し→「トランスパレンシーモードに切り替え」
上記のようにシンプルで直感的な操作で音楽をコントロール可能です。
また、左側のヘッドホンには電源ボタンとANC切り替えボタンが付いており、ノイキャン(ANC)のオン/オフとトランスパレンシーを1ボタンで切り替えることができます。
ANCの切り替えボタンを押すと、「ANCオン」→「トランスパレンシー」→「ANCオフ」→「ANCオン」という順番で切り替わります。
この順番のおかげで急に人に話しかけられた時も、スムーズにノイキャン状態から外音を取り込みモードに切り替えられるんです。
Mu6 Space2を実際に使って初めて気づいた、便利なポイントですね。
Mu6 Space2のレビュー まとめ
今回の記事では、Mu6 Space2のレビューしました。
Mu6 Space2は、SONYやBOSEのハイエンドワイヤレスヘッドホンに匹敵するノイキャン性能を備えながら、2万円台の低価格を実現した、コスパ抜群のワイヤレスヘッドホンです。
ノイキャン以外にも、外音取り込みや再生の自動停止、タッチセンサーでのシンプルで直感的操作、快適なつけ心地など、ワイヤレスヘッドホンに必要な機能にすべて対応しています。
そのどれもが高機能。
ノイキャン対応のワイヤレスヘッドホンが欲しいけど、SONYやBOSEの製品は高すぎる、そう感じている方におすすめなワイヤレスヘッドホンです。
?「Makuake|私だけのサウンド世界へ!ノイキャンと高音質を極めた上質ヘッドホン「Space2」|マクアケ – クラウドファンディング」