ワイヤレスイヤホンを選ぶ基準は人それぞれ色々ありますが、ノイズキャンセリングの有無が大事な要素であることは間違いありません。
しかしノイキャン付きワイヤレスイヤホンって高くて購入を躊躇している方も多いでしょう。
実は2020年に入り1万円台でノイキャン付きのワイヤレスイヤホンが購入できる時代になりました。
そこで今回は1万円台で購入できるおすすめのノイキャン付きワイヤレスイヤホンを5つ紹介していきます。
1万円前後で買えるノイキャン付きのワイヤレスイヤホン
今回紹介する1万円台で購入できるおすすめのノイキャン付きワイヤレスイヤホンは以下の5製品。
- MPOW X3 SNC
- Padmate PaMu Quiet
- OPPO Enco W51
- Huawei FreeBuds 3i
- ドンキ・ホーテ UNNOISE T1 ANC-TWS1
どれも1万円前後で購入できるのにノイキャンに対応しており、コスパの良いノイキャン付きワイヤレスイヤホンを探している方におすすめです。
MPOW X3 ANC
1万円前後で購入できるアクティブノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンの代表的な製品が「MPOW X3 ANC」です。
MPOW X3 ANCのノイズキャンセリングは、イヤホン本体の外側についているマイクでノイズを測定して音をかき消すフィードフォワード方式が採用されています。
フィードフォワード方式のため、ノイズキャンセリングの効き目はそこまで強力ではありません。
とはいえ、エアコンの動作音などの比較的軽めの音であれば十分にかき消すことができます。
イヤーピースはハードとソフトの2種類・各3サイズが用意されているため、様々な耳の形に合わせて外部からの音の侵入を防ぐ効果を高めてくれます。
音質面ではコンパクトな本体に10mmの大型ダイナミックドライバーが搭載されており、すごく高音質というわけではありませんが、重低音が強めの迫力ある音質を楽しめます。
そのほかの特徴として、IP4の生活防水に対応しているのでワイヤレスイヤホンを装着中に急に雨が降ってきても安心して利用できます。
また本体側面の凹んだ部分がタッチセンサーとなっており、再生・停止、音量調整、電話の応答などの一通りの操作をスマホを触ることなく行うことができ便利です。
さらにSiriやGoogle アシスタントのどの音声AIもワンタッチで呼び出すことができます。
アクティブノイズキャンセリングをオンにした状態でもイヤホン単体で6時間、ケース込みで24時間のバッテリー持続時間を実現しているので、長時間の使用でもバッテリー切れを心配する必要はありません。
ケースがイヤホン本体を3回も充電できるだけのバッテリーを搭載しているにも関わらず、非常にコンパクトなのもMPOW X3 ANCの魅力的なポイントの1つです。
音質やノイズキャンセリングの性能では高価なワイヤレスイヤホンに比べればもちろん劣りますが、1万円前後の価格を考慮すれば非常にコスパの優れたワイヤレスイヤホンと言えます。
Padmate PaMu Quiet
業界最高クラスのマイナス40dBのノイズキャンセリング性能を誇るワイヤレスイヤホンです。
イヤホン本体の内側と外側の両方にノイズ測定用マイクを搭載したハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングとノイズキャンセリング専用チップ「ams AS3460」の組み合わせにより業界最高クラスのノイズキャンセリング性能が実現されています。
軽量で高強度なポリエチレンナフタレート(PEN)振動板を採用した10mm口径ダイナミックドライバーと高音の再現性に優れたチタン素材を採用したドーム部分により、非常に優れた解像感と強力な低音が両立されています。
cVc8.0のノイズキャンセリングにも対応しているので、イヤホンのマイクを利用した通話も非常にクリアな音質でおこなえます。
イヤホン本体は片側わずか5gの超軽量設計となっており、マイクの側面にあけられた通気口と楕円形のイヤーピースにより長時間耳に装着していても疲れにくい快適な装着感が実現されています。
また外音取り込み機能も搭載されているので、イヤホンをつけたままでも周囲の音を聞いたり、会話することが可能。
IPX4の防水に対応しているので、ランニングなどの軽く汗をかく運動時やフィットネスにも最適です。
スマホに専用アプリをインストールすることで、各種モード切り替えや操作のカスタマイズが簡単に行えます。
イヤホンの充電ケースはワイヤレス充電に対応しているため充電PADにおくだけで充電できるのも便利なポイントです。
Padmate PaMu Quietは業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を謳っているだけあり、1万円台で購入できるとは思えない程の強力なノイズキャンセリングを体感できます。
音質や使い勝手も良い完成度の高いワイヤレスイヤホンです。
OPPO Enco W51
中国のスマホメーカーとして現在躍進中のOPPOが開発したアクティブノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンです。
最大の特徴は、左右のイヤホンに別々にデータを送信する最新技術が採用されていること。
通常のワイヤレスイヤホンはスマホと片方のイヤホン(親機)だけが接続され通信し、もう方(子機)のデータを転送する方式を採用しています。
そのため親機側のイヤホンと子機側のイヤホンで通信が途切れてしまったり、遅延が生じてしまうことがありました。
しかしOPPO Enco W51で採用されているスマホと両方のワイヤレスイヤホンをそれぞれ別々に接続する「左右同時転送方式」では遅延を大きく抑えながらデータ通信の安定性を高めることができるのです。
2万円を超える高価なワイヤレスイヤホンでは比較的当たり前の機能になってきましたが、1万円台のワイヤレスイヤホンに「左右同時転送方式」が搭載されているのはかなり珍しいです。
さすがOPPOといった感じ。
音楽だけではなく、ワイヤレスイイヤホンを利用して動画を見たりゲームをプレイしたい方にはおすすめのワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングの性能も、イヤホン本体の外側と内側の両方にマイクを搭載するハイブリッド式ANCにより1万円台のワイヤレスイヤホンとは思えない程の高い効き目で、電車内でも優れた効果を発揮してくれます。
価格は1万円を超えますが、ノイズキャンセリングの効果はMPOW X3 ANCよりも高いですね。
音質面ではグラフェンコート振動板を採用した7mm口径のダイナミック型ドライバーにより、力強く臨場感のある中低音が特徴です。
イヤーピースが4種類あるので、様々な耳の形にも快適にフィットしてくれるのも便利なポイント。
また片側3.95gという超軽量設計なので長時間でも疲れることなく快適に使用できます。
OPPOがスマートフォンブランドとして培ってきた通信技術により、1万円台でも接続の安定性と高いノイズキャンセリング性能が実現されているおすすめのワイヤレスイヤホンです。
Huawei FreeBuds 3i
最後に紹介するのは先程のOPPOと同様スマートフォンメーカーのHUAWEIが開発したノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホン「Huawei FreeBuds 3i」です。
最大の特徴はイヤホンの内側にと外側の両方にマイクを備えたハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングに対応していること。
外側だけにノイズ測定用のマイクを搭載したフィードフォワード方式に比べ、ノイズキャンセリングの性能が優れており、最大32dBノイズを低減することができます。
エアコンの音や電車の音、街なかの騒音など幅広いノイズを消すことができるのも特徴です。
またHuawei FreeBuds 3iは内側に1つ、外側に2つの合計3つのマイクを搭載したトリプルマイクシステムに対応しており、周りにノイズが多い状況でもクリアに声を拾ってくれます。
さらに内側に搭載されているマイクが外耳道から伝わってくる声を集音することで、非常に高い通話品質を実現しているのもHuawei FreeBuds 3iの特徴です。
音質面では、10mm口径の大型ダイナミック型ドライバー搭載による強力な低音とは迫力あるサウンドが特徴で、洋楽などのリスニングに最適です。
またHuawei製スマートフォンのみ対応の機能ですが装着検知機能もあり、耳から外すと再生が止まり、耳に戻すと自動で音楽が再生されます。
Huawei製スマートフォンであれば、イヤホンケースの蓋を開けるだけで初回のペアリングが自動で完了する親切設計も便利なポイントです。
ドンキ・ホーテ UNNOISE T1 ANC-TWS1
最後に紹介するのは激安の殿堂として有名なドンキ・ホーテが販売しているノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホン「UNNOISE T1 ANC-TWS1」です。
1万円を切る価格でノイズキャンセリングを搭載したハイコスパなワイヤレスイヤホンとなっています。
日本製のBluetooth送受信アンテナが採用されていることにより、非常に安定した左右のイヤホン同士の通信が行えることが最大の特徴です。
イヤホン本体の外側に搭載されたマイクのみでノイズを測定するフィードフォワード方式なのでノイズキャンセリングの性能はそこまで高くありません。
しかしノイズキャンセリングを体験する用の初めてのワイヤレスイヤホンとしては活用できるでしょう。
防水防塵性能がIP56と比較的高めなので、汗をかくスポーツやフィットネスなどにも最適です。
イヤホン付属の充電ケースを利用することでわずか15分で2時間利用できるだけのバッテリーを充電可能。そのため外出先で急にバッテリーが切れても即座にイヤホンを充電して使用することが可能です。